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【レビュー】GODOXのTT600を使ってみた感想!2本目以降のGODOXのストロボとしておすすめの一本!

この記事では、GODOXのストロボTT600を実際に購入して使ってみた感想を紹介しています。

悩む人

・TT600が安くて気になるけどどうなの?
・実際の使い勝手はどう?
・他のGODOXのストロボとの違いは?

…こんな悩みを解決できる記事になっています!

GODOX TT600を実際に使ってみた感想

結論:2本目以降のGODOXのストロボとしておすすめ!!

  • 約8000円できれいな写真が撮れる
  • TTLがなくメインストロボにはむかない
  • ラジオスレーブでマスター(親機)にできるが使いにくい
  • AF補助光を強制発光できる
  • 単独でハイスピードシンクロが使えない
  • ネジ式ロックが残念

やはりストロボの効果は偉大で、約8000円で発色のいいきれいな写真を撮ることができます!

一方で、TT600には自動調光してくれるTTL機能がなかったり、単独でハイスピードシンクロが使えないので、はじめてのストロボやオンカメラのメインストロボにするならTTL機能がついたストロボ(TT685Ⅱ)を選ぶと幸せになります!

GN(ガイドナンバー)は60と十分な発光量でスレーブ(子機)として大活躍できるので、2本目のGODOXのストロボとしてベストな一本になりますよー^^

この記事を書いた人
  • カメラ歴10年のアマチュアカメラマン
  • フォトコンテスト入賞歴多数
  • フォトマスター検定1級
  • ブログ、ストックフォト、WEBメディアのライターで活躍中!

アマチュアカメラマン目線でカメラの知識をわかりやすく発信しています!

まーとん
目次

TT600を実際に使ってみた感想

それでは、TT600を使ってみた感想を紹介していきます。

GODOX TT600を実際に使ってみた感想

結論:2本目以降のGODOXのストロボとしておすすめ!!

  • 約8000円できれいな写真が撮れる
  • TTLがなくメインストロボにはむかない
  • ラジオスレーブでマスター(親機)にできるが使いにくい
  • AF補助光を強制発光できる
  • 単独でハイスピードシンクロが使えない

約8000円できれいな写真が撮れる

屋内でも自然な色で撮影できます

ストロボを使ってない人はぜひ使ってほしいのですが、ストロボを使うことで写真が生まれ変わります。
室内の撮影でのストロボの効果は絶大で、特にこどもの写真をメインに撮る方にはおすすめです!

ストロボのメリット
  • シャッタースピードを上げて手ブレをおさえられる
  • ISO感度を下げて写真のザラつきをおさえられる
  • 被写体本来の色を撮影できる

ストロボの効果を比較するとこんな感じ↓。スライダーを左右にグリグリ動かしてみてください。

←ストロボなし | ストロボあり→

ストロボ使用前(白背景あり)ストロボ使用後(白背景あり)

約8000円のストロボTT600を使うことで、光がよくまわるので変な影を消すことができるし、ストロボの自然光に近いきれいな光を当てることで被写体本来の色で撮影できるしで、写真が生まれ変わります!

\ストロボを使用した作例!/

アンカーリンクスAL-4
被写体本来の色を撮影できます
変な影が写らずブツ撮りにも最適!

写真の質が一気に変わるストロボを約8000円で入手できるので、TT600はコスパがいいです。

ただし、「とにかく安くストロボを使ってみたい!」「ストロボは1本しか使わない!」という方には、NEEWERのTT560がさらに安くておすすめです。
後述しますが、TT600の強みは「他のGODOX機と連動した多灯ライティング」にあるので、とにかく安くストロボを楽しみたい人はTT560からはじめてみましょう!

TT560もTT600と同様に自動調光機能(TTL)がついていないので、こちらの記事で使い方を紹介しています。

TTLが使えずメインのストロボにはむかない

TT600には自動調光してくれるTTL機能がついていないので、マニュアルでストロボの発光量を調整してあげる必要があります。

ストロボをマニュアル発光させるためには、『絞り/シャッタースピード/ISO感度の三角関係』を理解して、マニュアルモードで撮影できるくらいの基本的なカメラの知識が必要になります。

マニュアル発光で撮影する場合、ストロボの上質な光で明るさを補ってあげるため、カメラ側の設定を暗く写るようにします。
※使用するストロボは違いますが、マニュアル発光の撮影方法はこちらの記事で紹介しています。

\TTLなしの場合の撮影の様子/

ストロボ撮影前
カメラの設定を暗くして…
定常光ライト撮影後
ストロボ発光でちょうどいい明るさに!

特に、ミラーレスカメラの場合、背面液晶やEVF(電子ビューファインダー)で撮影することになるので、視野が暗いと撮影しにくいし、オートフォーカスの精度も落ちるため、撮影にかなりストレスを感じます。

一方で、TTL機能がある場合はカメラとストロボが連動するため、背面液晶やEVFにストロボ発光後の明るさを予測して表示してくれるため、視野が明るいまま撮影できるのでかなりストレスフリーになります。

\TTLありの場合の撮影の様子/

定常光ライト撮影後
撮影前に見える画も明るい
定常光ライト撮影後
実際に撮れる写真も明るい!

私はこれがかなりストレスだったため、メインストロボとしてTTL機能付きのTT685Ⅱを買い増ししました!

まーとん

カメラの知識がしっかりあればしっかり使えるTT600ですが、メインストロボとして使うならTT685Ⅱをおすすめします。

ラジオスレーブでマスター(親機)にできるが使いにくい

約8000円とリーズナブルなTT600ですが、なんとラジオスレーブでマスター(親機)にすることができます。

要するに、多灯ライティングのときに親機として他のGODOXのストロボの発光量を調整できちゃうのです。

TT600をマスターにして、TT685ⅡとTT350を違う発光量で同時に光らせた様子が下の写真です。
それぞれ発光量を変えて設定しているので、左側のストロボのほうが発光量が大きいのがわかります。

違う設定で他のストロボを同時発光可能!

液晶が小さいので他ストロボの設定はしにくい

マスターにできますが、液晶が小さいのではっきり言って他のストロボの設定はしにくいです。
ボタンの長押しなどをフル活用して設定していきます。

Gr/CHボタンで
グループを設定
[M/A〜E]
Gr/CHボタン長押しで
チャンネルを設定
[1~32]
ダイヤルを回して
発光量を設定

参考までに、上位機種であるTT685Ⅱの操作画面を紹介します。

\TT685Ⅱの操作画面の例/

4グループの設定が一画面で確認可能!

液晶画面が大きくて一度に表示できる情報量が圧倒的に多いので、マスターとして使うならTT685Ⅱがおすすめです。

スレーブ(子機)にTTLを設定できない

この価格でマスターにできるのはすばらしいですが、そもそもTTL機能が備わっていないのでスレーブ(子機)の設定をTTLにすることができません。
基本的に子機もすべてマニュアル設定になります。

スレーブ(子機)をTTLに設定できない!

スレーブ(子機)として使うのがベスト!

液晶が小さくて設定がやや難しいのと、TTLの設定ができないことから、TT600はスレーブ(子機)として使うのがベストです!

もちろんスレーブ(子機)設定が可能です!

マスター(親機)となる他のメインストロボのTTLで写真の明るさを整えて、TT600をスレーブ(子機)で補助光として光を足してあげると快適な多灯ライティングができるでしょう!

マスターとしては、液晶画面の大きいTT685ⅡやフラッシュトリガーのXpro-Sが設定しやすくおすすめです!

AF補助光を強制発光可能

MFボタンひとつでAF補助光をON/OFF可能

私が個人的に便利に感じたのは、AF補助光を強制発光できること。

夜の屋外とか暗い中で撮影しようとするとオートフォーカス(AF)がうまくいかないので、AF補助光が光ることでAFを助けてくれます。
カメラのレンズのあたりに付いている、赤く光ってくれるあれです。

ボタン一つでAF補助光をON/OFFできる

TT600は、MFボタンを押してあげるだけでAF補助光を強制発光することができるので、AFがうまくいくまで思う存分AF補助光を発光することができます。

MFボタンでAF補助光のON/OFFが可能

他のGODOX機はAF補助光がつかないものが多い

TT350やTT685Ⅱ、XProなどの他のGODOX機にもAF補助光機能は付いているのですが、ミラーレスカメラではAF補助光が使えないという謎仕様があり、AF補助光を発光させることができません。

ミラーレスカメラでAF補助光が光らない謎仕様

ミラーレスカメラがメインのこの時代に他のGODOX機でAF補助光が使えないのは残念すぎますが、一方でTT600ならボタンひとつでAF補助光を使うことができます。

まーとん

AF補助光の赤い光は他の人の迷惑になることもあるので、場面でON/OFFを使い分けましょう!!

単独でハイスピードシンクロが使えない

ハイスピードシンクロ(HSS)は、シャッタースピードが速いときでもストロボが使える機能のこと。

HSSが使えないと、シャッタースピードが速い場面(例えば1/250秒以上とか)で、こんな感じの黒い影が写り込みます。

HSSなし、シャッタースピード1/500s

ハイスピードシンクロがないと写真の一部が暗くなる

TT600は、HSS機能は備わっているものの単独で使用することができず、XProやX2Tなどのフラッシュトリガーで設定しなければなりません。つまり、オンカメラでハイスピードシンクロが使えないことになります。

まーとん

オンカメラでハイスピードシンクロを使う場合は、他の機種を選びましょう!

ネジ式ロックが残念

TT600は、カメラの取付方式として『ネジ式ロック方式』を採用していますが、上位機種のTT685Ⅱで採用されている『クイックリリースロック方式』のほうが圧倒的に使いやすいです。

ネジ式ロックの場合、カメラに取り付ける際にネジをくるくる回す必要があります。
ネジ式は、取付けに時間がかかるし、使っていくとネジ部分が壊れやすかったりするんですよね。

\脱着が面倒なネジ式ロック(TT600)/

ネジ式ロックだと取り付けに時間がかかる

一方、クイックリリースロックなら、ロックボタンを押しながら約120°回すだけで脱着が可能です。
これがとっても便利で、一度使ったら戻れなくなるレベル。

\脱着楽々なクイックリリースロック(TT685Ⅱ)/

クイックリリースロックは脱着がらくちん!

まぁ、TT600は安価でコスパがいいので仕方がないですよね。
クイックリリースロックを使いたいなら、上位機種のTT685Ⅱを選びましょう!

まーとん

クイックリリースロック、ホントに楽です!脱着の手間が圧倒的に減ります。一度使ったら戻れないやつです。

結論:2本目以降のGODOXのストロボとしておすすめ!

以上、TT600を実際に使ってみた感想を紹介してきましたが、結論、メインのストロボではなく、2本目以降のGODOXのストロボとしておすすめの一本!と言えます。

発光量はGN(ガイドナンバー)60と十分なのですが、TTLが付いてなかったり、オンカメラでハイスピードシンクロが使えなかったり、と、オンカメラで使用するメインのストロボとしてのスペックはいまひとつです。

メインのストロボとしては、倍くらいの値段ですがTT685Ⅱが圧倒的におすすめです。(レビュー記事はこちら)

一方で、スレーブとしてワイヤレス発光ができたり、発光量が十分だったりと、他のGODOXのストロボシステムと親和性が高いので、2本目以降の多灯ライティング用のストロボとしてはTT600は圧倒的にコスパがいいですよー。

他のGODOXのストロボとの比較!

最後に、他のGODOXのストロボのスペックの違いを下記にまとめました!

GODOXのクリップオンストロボを一覧比較!

無線の設定など細かなスペックは載せていませんが、大雑把に各製品の立ち位置はつかめるはず。
ぜひ参考にしてみてくださいー^^

\GODOXのクリップオンストロボ一覧/

スクロールできます
製品名参考
価格
発光量
(GN)
バッテリーTTLフル発光
回数
リサイクルタイム
(フル発光)
TT350
TT350S
11000
36単三
2本
210
0.1〜2.2
V350
V350S
20000
36専用
充電池
500
0.1〜1.7
TT600
TT650
8000
60単三
4本
230
0.1〜2.6
TT685
TT685S
14000
60単三
4本
230
0.1〜2.0
TT685Ⅱ
18000
60単三
4本
230
0.1〜2.6
V850Ⅱ
V850Ⅱ
18000
60専用
充電池
650
0.1〜1.5
V860Ⅱ
V860Ⅱ
23100
60専用
充電池
650
0.1〜1.5
V860Ⅲ
V860Ⅲ
29000
60専用
充電池
480
0.1〜1.5
V1
V1
33000
7.6
Ws
専用
充電池
480
0.1〜1.5
※画像出典:amazon.co.jp

\GODOXのクリップオンストロボ一覧/

製品名参考
価格
発光量
(GN)
バッテリーTTLフル発光
回数
リサイクルタイム
(フル発光)
TT350
TT350S
11000
36単三
2本
210
0.1〜2.2
V350
V350S
20000
36専用
充電池
500
0.1〜1.7
TT600
TT650
8000
60単三
4本
230
0.1〜2.6
TT685
TT685S
14000
60単三
4本
230
0.1〜2.0
TT685Ⅱ
18000
60単三
4本
230
0.1〜2.6
V850Ⅱ
V850Ⅱ
18000
60専用
充電池
650
0.1〜1.5
V860Ⅱ
V860Ⅱ
23100
60専用
充電池
650
0.1〜1.5
V860Ⅲ
V860Ⅲ
30350
60専用
充電池
480
0.1〜1.5
V1
V1
33000
7.6
Ws
専用
充電池
480
0.1〜1.5
※画像出典:amazon.co.jp

V860Ⅱ、V860Ⅲ、V1の違い

悩む人

一覧表を見たけど、V860Ⅱ、V860Ⅲ、V1ってスペック上はほとんど一緒じゃん。。どう選んだらいいの?

…という人に向けて、上記の違いをざっと紹介していきます。

特徴V860Ⅱ
V860Ⅱ
V860Ⅲ
V860Ⅲ
V1
V1
参考価格23100円30350円34650円
重量540g546g555g
発光量GN6076Ws
GN≒60
76Ws
GN≒60
TTL,HSS
焦点距離20−200mm20−200mm20-105mm
水平回転0〜360°0〜330°0〜330°
垂直回転-7〜90°-7〜120°-7〜120°
モデリング
ライト
前面
2W, 5300K
発光部
2W, 3300K
ロック方式ネジ式クイック
リリース
クイック
リリース
リチウムイオン
電池
11.1V
2000mAh
7.2V
2600mAh
7.2V
2600mAh
リサイクル
タイム
<1.5s<1.5s<1.5s
発光回数<650回<480回<480回
モード切替
スイッチ
アクセサリー
装着
その他円形発光部
高級ケース

ざっと特徴を並べましたが、以下の基準で選んであげるといい選択ができますよ^^

安価で大容量バッテリーが欲しい:V860Ⅱ

前面にモデリングライトが欲しい:V860Ⅲ

発光部にモデリングライトが欲しい、アクセサリーをよく使う:V1

人気サイトの売れ筋ランキングはこちら!

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングをまとめておきます!
ぜひご参考にどうぞ!

これまでに各メーカーのクリップオンストロボ一覧をまとめています。

\これまでにまとめたストロボメーカー!/

各メーカー別ストロボ一覧

SONY用CANON用Nikon用
GODOXNissinYongnuo
NEEWER

これまでに以下の製品についてレビュー記事を執筆しています。ご参考にどうぞ!

\これまでに執筆したレビュー記事!/

レビューした撮影用照明関連製品

V1
(GODOX)
V860Ⅲ
(GODOX)
TT685Ⅱ
(GODOX)
TT350
(GODOX)
TT600
(GODOX)
SL60W
(GODOX)
XPro
(GODOX)
X2T
(GODOX)
NW635Ⅱ
(NEEWER)
TT560
(Neewer)
NL-660
(NEEWER)
ソフトボックス
(NEEWER)
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