・NEEWERのソフトボックス写真照明用キットの使い勝手は?
・コスパのいい定常光ライトが欲しい!
・とにかく安くブツ撮り用のライトが欲しい!
今回は、『NEEWERのソフトボックス写真照明用キット』を購入したので、実際の使用感などをレビューしていきます。
これ一つ購入すれば、45Wのディフーザー付きLED照明2灯が10000円ちょっとでとにかく安く手に入るので、とってもいい買い物をしました!
商品撮影などのブツ撮りをしたい人には圧倒的なオススメな一品ですよ^^
※NEEWERのソフトボックスは、廃版なのか売り切れが続いています。
こちらのソフトボックスも愛用しているので、ご参考にどうぞ!
※機材のスペックをじっくり比較できる機材ノートを公開中!
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NEEWERソフトボックス写真照明用キットのセット内容
まずは、購入すると付属してくるものの一覧を紹介します。
これだけのものが付いてきます。
「これから照明を使った写真をはじめてみよう」という人には十分なセット内容です。
これだけあれば、商品撮影などのブツ撮りなどは簡単にできてしまいます。
実際に使ってみるとこんな感じ!
実際の撮影風景
実際に組み立てて、ブツ撮りをやってみました!
こんな感じでセッティングして、いろんなものを撮影してみましたよ^^
なんか本格的に撮影してる感があって、モチベーションは爆上がりです。笑
この照明セットが10000円ちょっとで手に入るってすばらしくないですか?
2灯あると撮影のバリエーションも上がるので、あとは適当なレフ板があればだいたいなんでも撮れてしまいます。
作例紹介
実際に上のような環境で撮影した作例を紹介します。
白や黒などの背景を準備すれば、スタジオで撮影したかのような写真を簡単に撮ることができますよ^^
子どもたちに『買ったばかりのおもちゃを撮って~!』というリクエストを受けたので、ガチで撮ってやりました。笑
どちらも手前側が暗くなりがちだったので、手前に白いレフ板を置いて明るさを補ってあげています。
ガチすぎて子どもたちにドン引きされる覚悟で撮影しましたが、『パパ、すっげーー!!』と目をキラキラさせながら喜んでくれたので、パパの株は爆上がりしました。笑
こちらは、以前の記事で紹介したレンズの写真です。
ディフューザー付きで柔らかい光を簡単に作れるので、自然できれいな写真が手軽に撮影できてしまいますよ。
これだけの写真が撮れれば、メルカリなどのフリマサイトの売り上げも上がりそうですね^^
こちらは、ドライフラワーのリースをマクロレンズで撮影しました。
光の色が混ざらないように部屋の光はすべて消していましたが、十分な量の柔らかい光をあてることができるので、写真の仕上がりもとってもきれいですね。
NEEWERソフトボックス写真照明用キットのいいところ
安価でコスパ良好!
この商品のいいところは、とにかくコスパが良好なところ!
これから照明を使って写真を撮りたいという人には十分すぎるセット内容で10000円ちょっとで購入できます。
『LED照明2灯セット、ディフューザー付き、明るさと色温度が調整可能』という内容で10000円ちょっとで買える商品は、僕が探した限りではありません!圧倒的にコスパ良好です。
人気の定常光ライトについてはこちらの記事でまとめているので、他の商品と比較したい人はこちらも参考にどうぞ!
明るさ、色温度が調整できる
10000円ちょっとと安価なのに明るさと色温度の調整が可能です。
明るさも色温度も、背面のつまみと切り替えスイッチで変更可能。とっても簡単です。
明るさの調整が可能なのはLEDライトのいいところですね。
電球タイプの照明では、電球交換による明るさ調整が必要になるため、明るさの変更は面倒です。
明るさや色温度の調整に関する不具合はなく快適です。
といっても、この商品自体そんなに強い照度ではないので、僕は基本的に最大照度で使用しています。
静音設計で動作音はわずか!
本製品は、静音設計を採用しているので、動作音はわずかで使用中もとっても静かです。
全くの無音というわけではありませんが、動画撮影を考えている人にもおすすめできるレベルですよ^^
NEEWERソフトボックス写真照明用キットのいまいちなところ
続いて、実際に使ってみていまいちに感じたところも紹介しておきます。
ポートレートには照度不足
我が家では、誕生日とかこどもの日とか、何かの行事に付けて集合写真をよく撮影します。
基本的に部屋の中でストロボを使っていたのですが、このソフトボックスがストロボの代わりになって欲しいなぁと思ったのですが、、照度が不足してストロボの変わりはつとめられませんでした。。
思い描いていたのは、写真館で見るようなソフトボックスだけでポートレート撮影するイメージ。
イメージのまま今回のソフトボックスで撮影していましたが、45Wでは全然足りません。。
スタジオや部屋の中でポートレート撮影をしたいなら、もっともっと照度の大きい照明かストロボを買いましょう!
ただ、上で紹介したようにテーブルフォトやブツ撮りなど、かなり近くから照明が当てられるような環境なら明るさは十分!
使いたい用途をはっきりさせてから購入を考えましょう!
作りは雑!
かなり安価だから諦めるしかないのですが、作りは雑です。
気になるのはソフトボックスやキャリーケースなどの縫い目の部分。
時に、ソフトボックスの縫い目は、縫い穴が大きく光が漏れ出します。
一か所だけなら製品不良と考えてメーカーに対応をお願いしましたが、複数個の縫い目部分で同じ感じだったので、『あ、製品レベルがこれくらいなんだ』と察しました。笑
僕のような広い心を持った人にはおすすめできます。
だってこれだけ充実したセット内容でこんなに安いんだもん。笑
完璧な製品を求める人は、もっと高価なちゃんとしたものを買いましょう!
組み立てがやや難し
キャリーケースに入れるときはすべて分解して収納するわけで、どこかに持ち運ぶ際には組み立てが必要になります。
しかし、この組み立てがなかなか難しかったりして、、特に、ソフトボックスの組み立てがなかなか難しい。。
LED照明本体に4本の棒を差し込んで、その棒にソフトボックスの四隅を引っかけるのですが、これがなかなかコツも力も必要だったりします。
棒をうまくしならせながら組み立てるんですが、なかなか力がいる。。
しかも、上で書いたように縫い目の強度が心配なので、いつか破れないか怖い。。
何回か組み立てればだんだん要領がつかめてくるのですが、説明書もあまり詳しく書かれていないので、はじめて組み立てるときはくじける人がいるかも。
とにかく慣れが必要でしょう。
まとめ:おすすめできるコスパ最強のLED照明だよ!
何度も書きましたが、これだけのセット内容で10000円ちょっとで買える商品は他にないので、これから照明を使って写真撮影をしたい人には自信をもっておすすめできる一品だと言えます!!
僕自身もストックフォトのためにテーブルフォトをよく撮影するのですが、この照明を買ったことで撮影効率は大幅に向上しました^^
心から買ってよかったと思っています。
上述したように、作りが雑だったり、組み立てがやや難しかったりするデメリットはありますが、広い心と慣れでなんとかなるレベルなので、コスパよく照明を使った撮影をしたい人は、検討してみてください。
こちらの記事で定常光ライトについてまとめているので、他のライトと比較したい人は参考にどうぞ!
定常光ではなく、照度の大きいストロボを検討している人は、こちらの格安ストロボが初めての一本におすすめです。
また、撮影用背景についてもいろいろ記事を書いているので、参考にどうぞ!