【レビュー】GODOXのTT520Ⅱを使った感想!NEEWERのTT560との違いも紹介するよ!

この記事では、GODOXの格安ストロボであるTT520Ⅱについて、実際に使ってみた感想を紹介しています。

悩む人

・GODOXのTT520Ⅱの使い勝手はどう?
・とにかく安いストロボが欲しい!
・NEEWERのTT560との違いは?

…こんな悩みを解決できる記事になっています!

2024年1月時点では、メーカー純正、GODOX、NEEWERと主要なストロボメーカーの中では、TT520Ⅱが一番安いストロボとなっています。

自動調光機能(TTL)が付いていなかったり、ガイドナンバー(発光量)は33とやや小さかったり、価格なりの機能ですが、しっかりストロボとしての役割は果たしてくれるので、写真のクオリティーはぐっと上げることができます。

プロにも愛用される安定のGODOX製品なので、とにかく安いストロボが欲しい人にはピッタリの一本となっていますよー^^

TT520Ⅱはこんな人におすすめ!
  • とにかく安くストロボが欲しい!
  • 自動調光(TTL)なしでもストロボの設定ができる人!
  • GODOXの電波式システムは必要ない人!

\TT520Ⅱを実際に使った感想!/

・とにかく安い!コスパよし!
・専用コマンダーで遠隔発光可能(最大15m)!

・GN33でやや発光量は少ない
・自動調光(TTL)機能なし
・GODOXの電波式システムに非対応

目次

GODOX TT520Ⅱの基本スペック

画像に alt 属性が指定されていません。ファイル名: DSC05918-1024x683.jpg

基本スペックは以下のとおりです。

\TT520Ⅱの基本スペック!/

ガイドナンバー(GN)33 (m ISO100)
発光モードM、S1、S2
※TTLなし
重量310g
電源単三電池4本
垂直回転角度0〜90°
水平回転角度0〜270°
リサイクルタイム0.1~5秒
色温度5600±200K

\TT520Ⅱの基本スペック!/

ガイドナンバー(GN)33 (m ISO100)
発光モードM、S1、S2
※TTLなし
重量約310g
電源単三電池4本
垂直回転角度0〜90°
水平回転角度0〜270°
リサイクルタイム0.1~5秒
色温度5600±200K

GODOX TT520Ⅱの外観紹介

まずは、製品の外観を紹介していきます。
実際に購入したときをイメージしながら見てみてくださいね^^

梱包の様子

まずは梱包の様子から。
TT520Ⅱはこんな感じの一般的な箱に入っています。

TT520Ⅱの外箱

上蓋を開けると、こんな感じで専用コマンダーが入っています。

上蓋を開けると専用コマンダーが

付属品一覧

続いて付属品を一覧で紹介します。

TT520Ⅱの付属品一覧

ストロボ本体に専用コマンダー、専用ケースにストロボ台座、説明書が付いています。
説明書は英語と中国語のみで、日本語には対応していません。

本体の外観

続いて、本体の外観の様子です。
表面はこんな感じ。GODOXのロゴと光学式センサーが付いています。

表面はこんな感じ

裏面はこんな感じ。液晶画面はなく価格並みのシンプルな設計になっています。

裏面はこんな感じ

スイッチが特徴的な操作ボタン

操作ボタン部分を拡大したのがこちら。
自動調光機能(TTL)がないので、8段階の発光量をーor+ボタンで選んで設定します。
MODEボタンで発光モードをM、S1、S2から選びます。あとはTEST発光ボタン、電源スイッチです。
とってもシンプルですね。

スイッチはこんな感じ

右上にスイッチがついているのが特長です。
スイッチの番号を専用のコマンダーと同じにすることで、コマンダーの信号でワイヤレス発光が可能です。

本体のスイッチ
専用コマンダーのスイッチ

電源は単三電池4本

電源は単三電池4本で一般的なストロボと同じです。
重さは電池なしで約310gとなっています。

電源は単三電池4本

カメラとの接続部は金属製で耐久性よし

カメラとの接続部は金属製が採用されているので、耐久性は期待できます。

カメラとの接続部は金属製

自動調光(TTL)機能が付いていないので、端子の形状はとってもシンプルです。

安価だけど拡張性はしっかり

安価な価格設定ですが、側面にはしっかりと電源ソケットとシンクロソケットが付いています。

側面には拡張ソケットつき

ストロボ本体のサイズ感

OLYMPUSのコンパクトミラーレスカメラに付けるとこんなサイズ感です。
ちょっとアンバランスでストロボは普通にデカいです。

専用コマンダーの外観

続いては、専用コマンダーです。こちらはとってもコンパクトサイズです。

コンパクトサイズなコマンダー

表面にはテスト発光ボタンが付いており、押すことでストロボを強制発光することができます。

表面にはテスト発光ボタン

裏面にはスイッチが付いており、本体と同じにすることでワイヤレス発光が可能になります。
ちなみに、カメラとの接続部分は完全プラスチック製で、価格なりのつくりになっています。

裏面はスイッチ

専用コマンダーをOLYMPUSのコンパクトミラーレスカメラにつけるとこんな感じ。
コマンダーはコンパクトサイズなのでサイズ感はぴったりです。

小さめのカメラにぴったりサイズ

コマンダーは最大15mの距離まで制御可能とのことで、光学式(目安5m)よりは長いので便利です。
あとは、直接ストロボ本体をカメラにつけなくてもいいので、カメラ自体を軽くできるので快適です。

シンプルなストロボ台座つき

安価な価格設定ですが、しっかりとしたストロボ台座は付いてきます。
普通に使いやすいです。

GODOX TT520Ⅱを実際に使った感想

ここからはTT520Ⅱを実際に使った感想を紹介していきます。
まとめるとこんな感じです。

\TT520を実際に使った感想!/

・とにかく安い!コスパよし!
・専用コマンダーで遠隔発光可能(最大15m)!

・GN33でやや発光量は少ない
・自動調光(TTL)機能なし
・GODOXの電波式システムに非対応

とにかく安い!コスパよし!

本ストロボは、とにかく価格の安さが特長です!
2024年1月現在、メーカー純正、GODOX、NEEWERのストロボの中でも最安値で、とにかく安くストロボを使ってみたい!!という人にはオススメの一本となっています^^

ストロボを使ったことがない人は、ぜひストロボにトライしてみましょう!写真のクオリティーが跳ね上がります。

\ストロボを使った作例!/

まーとん

人の肌も明るく、本来の色でキレイに撮影できます^^

まーとん

かなり暗い室内でしたが、赤ちゃんの手もキレイに撮れました!

専用コマンダーで遠隔発光可能(最大15m)!

これだけ安価なのに、専用コマンダーがついているのが便利です^^

カメラに重たいストロボを直接つけなくてもよいので、カメラの取り回しがかなり楽になります^^

カメラに重たいストロボを付けなくてOK!

この価格帯のストロボは、他のストロボの発光に合わせて発光する光学式スレーブのみ対応が多いですが、光学式スレーブの難点は、光の届く範囲(最大5m)でないと発光させることができません。

一方で、TT520Ⅱは専用コマンダーによる電波式スレーブに対応しているので、最大15mの距離でも遠隔発光させることができます^^

カメラのシャッターに合わせて発光可能!

GN33でやや発光量は少ない

価格の分、ガイドナンバー(GN、発光量)は控えめの33となっています。

NEEWERのTT560がGN38、GODOXの他のストロボ(TT600やTT685Ⅱ)がGN60であることを考えると、TT520ⅡのGN33は小さいです。

そのため、①暗い環境での撮影、②被写体が遠い場面、③天井が高い環境でのバウンス撮影、などでは光量が不足するかもしれません。

まーとん

どんな場面にも対応したいなら、しっかりお金を出して発光量が大きくTTLがついたTT685Ⅱを選ぶと幸せになれますよー^^

\王道のメインストロボ!/

自動調光(TTL)機能なし

TT520Ⅱには、カメラが自動でちょうどいい明るさになるようにストロボの発光量を自動調整してくれるTTL機能がないため、ストロボ側の発光量を自分でマニュアル設定する必要があります。

発光量のマニュアル設定は慣れてしまえば問題ないですが、ストロボ初心者にはややハードルが高いので、発光量調整でストレスフリーになりたい人は、TTL機能付きのストロボを買ってしまうのがオススメです。

\TTL機能付きのメインストロボ!/

まーとん

間にある発光の設定方法は、下記の記事で紹介しているのでご参考にどうぞ^^

GODOXの電波式システムに非対応

GODOXを選ぶ理由の一つに、「高性能な電波式システムに対応していて複数のストロボを同時に発光するのが便利!!」というのが挙げられます。

GODOXのストロボは、しっかり法律に準拠した2.4GHzの周波数帯の電波を利用したワイヤレスシステムを採用しています。
GODOXの電波式ワイヤレスシステムの大きなメリットは、複数台のストロボを最大50m離れた距離でも通信が可能なこと!
一般的な光学式の場合、約5m離れた距離でしか使用できないことを考えると、電波式の便利さがわかりますよね^^

しかし、TT520Ⅱは残念ながらGODOXの電波式システムに対応していません。

GODOXの電波式システムに非対応

専用コマンダーによる遠隔発光システムのみに対応なので、のちのち多灯ライティングに挑戦する予定のある人は拡張性の高いTT600などのストロボを選びましょう!

まーとん

TT600もTTL機能がないけど、GODOXの電波式システムに対応しており拡張性はしっかりです!

\電波式システム対応の安価ストロボ!/

NEEWERのTT560との比較

同じような価格帯や性能のストロボとして、NEEWERのTT560があります。こちらもコスパ良好で大人気のストロボです。

それぞれのストロボのスペックを一覧表にまとめてみました!

\TT520ⅡとTT560のスペック比較!/

TT520Ⅱ
TT560
参考価格5899円6149円
ガイドナンバー(GN)33 (m ISO100)38 (m ISO100)
ワイヤレス
コマンダー
ありなし
発光モードM、S1、S2
※TTLなし
重量約310g約286g
寸法190×75×55mm
電源単三電池4本
垂直回転角度0〜90°
水平回転角度0〜270°
リサイクルタイム0.1~5秒
色温度5600±200K
画像出典:amazon.co.jp

\TT520ⅡとTT560のスペック比較!/

TT520Ⅱ
(GODOX)
TT560
(NEEWER)
参考価格5899円6149円
ガイドナンバー
(GN)
33
(m ISO100)
38
(m ISO100)
ワイヤレス
コマンダー
ありなし
発光モードM、S1、S2
※TTLなし
重量約310g約286g
寸法190×75×55mm
電源単三電池4本
垂直回転角度0〜90°
水平回転角度0〜270°
リサイクルタイム0.1~5秒
色温度5600±200K
画像出典:amazon.co.jp

違いは、価格とガイドナンバー、ワイヤレスコマンダーが付くかどうか?です。

ぶっちゃけ違いはわずかでどちらも変わらないので、購入したいときに安い方を購入すればいいと思いますよ^^

そもそもGODOXとは?

※画像出典:http://www.godox.com/

プロカメラマンも愛用していて価格も安価、使い勝手もいいため話題のGODOXのストロボ。
GODOXとはどんなメーカーなのでしょう?

GODOXは1993年に中国で設立されたライティング機材のメーカーです。
GODOX製品の開発、生産拠点は中国の深センにあり、世界各国へ商品を輸出しています。

日本では、ケンコープロフェショナルイメージング(Kenko)が正規販売代理店としてGODOX製品を輸入しています。

中国メーカーというだけで「安くて壊れやすい」というイメージを持つ人もいるかもしれませんが、品質の安定性や多灯ライティングの汎用性の良さ、拡張性の高さ、それでいてメーカー純正品より安価なことから、プロカメラマンにも愛される優良メーカーだったりするのです。

GODOXのクリップオンストロボは一覧にしてこちらの記事で紹介しています!

また、クリップオン以外のストロボも気になる方はこちらの記事をご参考ください^^

ストロボの売れ筋ランキングはこちら!

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングをまとめておきます!
ぜひご参考にどうぞ!

これまでに各メーカーのクリップオンストロボ一覧をまとめています。

\これまでにまとめたストロボメーカー!/

各メーカー別ストロボ一覧

SONY用CANON用Nikon用
OLYMPUS用PENTAX用富士フイルム用
GODOXNEEWERNissin
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これまでに以下の製品についてレビュー記事を執筆しています。ご参考にどうぞ!

\これまでに執筆したレビュー記事!/

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