この記事では、Ulanziのカーボン三脚 ZERO Yを実際に使った感想を紹介しています。
・UlanziのZERO Yの使い勝手はどう?
・ZERO Yが気になってるけど、高いから失敗したくない!
・UlanziのZERO F38との違いはなに?
…こんな悩みを解決できる記事になっています!
実際に使ってみたところ、さすが30000円を超える三脚で高級感もあり所有欲も満たしてくれるし、デザインもかっこいいし、便利機能が盛りだくさんだしで、かなり値段の割にはコスパのいいハイスペックな三脚となっていました!
機能しっかりで所有欲も満たしてくれて、この価格はかなりいい買い物と言えます^^
有名なPeak Designの高級三脚に似たデザインもGoodです!
\今回紹介する三脚はこちら!/
\Ulanzi ZERO Yを使った感想!/
- デザインがよくかっこいい三脚を使いたい人
- コスパのいいカーボン三脚を探してる人
- アルカスイス互換の雲台を使いたい人!
Ulanziのカーボン三脚ZERO Yの外観紹介
まずは、製品の外観を紹介していきます。
実際に購入したときをイメージしながら見てみてくださいね^^
梱包の様子
梱包の様子から紹介します。まずは外箱から。
外箱からかなりしっかりとしており、高級感すら感じます。箱を開けるとこんな感じ。
付属品一覧
続いて、付属品一覧です。
三脚本体について
続いては三脚本体の外観です。
コンパクトで持ち運びやすい三脚本体
本体は、折りたたむとかなりコンパクトなサイズ感です。
トラベル三脚によくある180°脚を折り返して収納するタイプじゃないのに、しっかりコンパクトなのがすばらしいです。
折りたたんだ様子を別の角度から見るとこんな感じ。
センターポールと脚が干渉しにくい構造に設計されているため、折りたたむとかなりコンパクトになります。
高級感のあるカーボン素材
脚はカーボン製で、しっかり高級感のある肌触りになっています。
ロゴもかっこいいですね^^
脚の機能について
脚はレバーロック方式
脚の伸縮はレバーロック方式になっています。
ネジタイプのナットロック式に比べてメンテナンス性が劣ると言われますが、脚の伸縮はレバーロック式のほうが速いので、私はレバーロック派です。
脚は5段階で伸縮可能です。
段数が多いと最大伸長の割にコンパクトに収納できますが、最小脚径が小さくなり安定性が落ちるのがデメリット。。
このZERO Yも最小脚径は12mmΦとかなり細く、めいっぱい伸ばして撮影する際は注意が必要です。
開脚角度は3段階で調整可能
脚の開脚角度は20、50、75°の三段階に変更することができます。
よくあるレーバー式で簡単に変更できます。
センターポールについて
センターポール付きで高さをかせげる
本三脚にはセンターポールがついており、最大まで伸ばすと高さは159cmになり、一般男性ならアイレベルで撮影が可能です。
センターポールの伸縮はレバー式になっており、レバーを持ち上げると伸縮できます。
レバーでロックできるのはかなり機動力が高く、手早く伸縮できるのはいいと感じました。
一方で、センターポールもまた細いし、重い機材を載せたときにこのレバーだけで支えきれるのか、少し心もとなく感じてしまいます。
不安定さの対策はしっかりしており、最小脚径とセンターポールの細さを補って安定性を増せるように、センターポールの下部には重りを引っ掛けられるフックが付いています。
フルサイズのカメラなど重い機材を扱うときは、荷物などの重いものをかけたほうが安心できそうです。
センターポールを逆付けで超ローポジション撮影が可能
センターポールは取り外すことができるので、逆向きに取り付けることで超ローポジション撮影が可能になります。
雲台について
続いては雲台の紹介です。
アルカスイス互換クイックリリースプレートが快適!
ZERO Yには、一般的なアルカスイス互換のクイックシューが取り付けられます。
標準でアルカスイス互換のカメラプレートがついているので、これをカメラにつければカメラの脱着は快適です。
取り付け方は、ネジ式のツマミを回してロック解除し、スライドするように脱着できます。
一般的な三脚となんら変わりありません。
プレートの裏面はこんな感じ。マイナスドライバーなどで締め付けて、カメラに取り付けます。
気になったのは、プレート裏面にネジが飛び出ており、スライドさせるように脱着がしにくいこと。ちょっと取り扱い性はよくないので、L字プレートなど使いやすいカメラ側のプレートを購入したほうが快適に使えます。
便利なレバー式ボール雲台
本三脚にはボール雲台が付属していますが、レバーロック式が採用されており、固定がかなり楽ちんです。
レバーを起こせば自由に雲台を動かすことができ、一般的なネジロック式よりかなり快適です^^
ボール雲台には2ヶ所のノッチ(切り込み)がついているので、縦横を一瞬で切り替えることが可能です。
三脚ケースについて
三脚ケースもしっかりとした生地をつかっており、高級感があります。
ファスナーは深いところまでついているので、出し入れもしやすくなっています。
肩掛け用のベルトも付属しており、持ち運びもしやすいです^^
その他の便利機能について
拡張可能な1/4”-20ネジ穴つき
脚の根本には、スマホなどを固定するためのアームなどが取り付けられるネジ穴が1ヶ所ついており、拡張性も抜群です。
履き替え用スパイク付き
屋外で使えるスパイクも付属しており、土などの足場で使用する際は、安定感をUPさせることができます。
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Ulanziのカーボン三脚ZERO Yを実際に使った感想
結論:デザイン&機能性抜群でコスパ良好なカーボン三脚!
- デザインがカッコイイ!
- 機能性抜群でコスパ良好!
- 最小脚径とセンターポールが細く不安定
- 可動部分が硬い
デザインがカッコイイ!
まずはなんといってもデザインのかっこよさ!!
約30000円と高級な三脚だけあって、デザインはかっこいいし、カーボンらしい良質な手触りもあるし、所有欲を満たしてくれます。
折りたたんだ状態もしっかりコンパクトでかっこいいです。
さらに、三脚ケースも高級感があります。
機能性はもちろん、しっかりかっこよく所有欲を満たしてくれます^^
機能性抜群でコスパ良好!
上述しましたが、かなりいろんな機能が盛り込まれているのに、価格は約40000円とよく抑えられていると思います。
まずは、Falcam F38互換のクイックリリースプレートはかなり便利です。カメラの脱着が高速でストレスフリーになります。
\ストレスフリーなクイックリリースプレート!/
ボール雲台はネジ式でなくレバーロック式なのもかなり楽ちんです。
\レバーロック式のボール雲台!/
さらに、レバーロック式のセンターポールも高さ調整がかなり楽だし、逆付けも可能だし、自分に好みの雲台に付け替えることもできるし、、かなり機能的です。
\機能的なセンターポール/
最小脚径とセンターポールが細く不安定
使ってみて感じたのは、最小脚径とセンターポールが細いこと。
重い機材を使用するときの安定性に不安を感じます。
脚を目一杯伸ばさなかったり、センターポールを使わなかったり、もしくは、センターポールのフックにおもりを付けたりと、重い機材を使いたいときにはひと工夫必要になりそうです。
可動部分が硬い
特に、センターポールに引っかかる感じがして、スムーズに動きませんでした。。
これは個体差があるのかもしれませんが、使っているうちにちょうどいい硬さになってくれることを願います。
開脚部分もまぁまぁ硬いですが、こちらはネジを調整できるし、使っているうちに程よくなりそうなので、様子をみて使ってみます。
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結論:デザイン&機能性抜群でコスパ良好なカーボン三脚!
いろいろ紹介してきましたが、約40000円という価格自体は高いのですが、デザイン面や機能面を考えるといろいろもりだくさんであり、かなりいい買い物と言えます!この三脚は買いです!!
高級で有名なPeak Designの三脚にもデザインが似ており、おそらく意識して制作したのでは?と思います。
価格自体はやや高めですが、お値段以上の価値があるいい三脚ですよ^^
その他のUlanziの三脚については、こちらの記事にまとめているので参考にどうぞ!
ZERO F38とZERO Yの違いは?
Ulanziのカーボン三脚のラインナップには、今回紹介したZERO Yと並んでZERO F38という三脚があります。
違いは、雲台がFalcam F38互換か?一般的なアルカスイス互換か?と、交換可能なセンターポールが付くか?で、三脚の基本スペックは同じです。
\ZERO F38とYの違い!/
Falcam F38はUlanzi独自のカメラプレートの規格で、Falcam F38互換のプレートを付けた機材を色々なアクセサリーに簡単に取り付けることができます。
ロックつまみを回してロックを解除して、ロックつまみを押しながらスライドさせれば、プレートは簡単に取り外すことができます。
また、取り付ける際は溝にプレートをスライドさせるだけ。これマジで快適です!!
Falcam F38互換のアクセサリーには、ショルダーストラップやキャプチャーなどがあり、それぞれに簡単に付けられるのでかなり便利です^^
\Falcam F38互換ショルダーストラップ/
\Falcam F38互換キャプチャー/
上述の通り、Falcam F38互換のクイックリリースプレートはかなり便利なので、個人的には今回紹介しているZERO F38が圧倒的にオススメです!!
ちなみに、こちらのFalcam F38互換の雲台を購入すれば、ほぼZERO F38と似たような構成にすることができます。
一方で、Falam F38互換の雲台に一般的なアルカスイス互換のプレートは付けられないので注意が必要!!
アルカスイス互換プレートを使いたい場合は、今回紹介しているZERO Yを選ぼう!
\今回紹介した三脚はこちら!/
そもそもUlanzi(ウランジ)とは?
Ulanzi(ウランジ)の企業情報です。
- 設立:2015年
- 本社:中国 広東省 深セン市
- 日本企業名:简拍株式会社
- カメラ用アクセサリーの研究開発、デザイン、製造、販売に注力する中国メーカー
スペックに対する価格が安く、高スペックな製品を安価に入手可能 - Ulanzi、VIJIM、Falcam、UUrigの4つのブランドを展開中。
設立は2015年と比較的歴史は浅い中国メーカーですが、質の良い三脚や照明、ストラップなどのカメラ用機材を提供しています。
同じスペックの機材をGitzoやLeofoto、Manfrottoなどの有名メーカーで揃えるより、数万円以上安価に手に入れることができるのが大きな特長です。
有名メーカーにこだわらないのであれば、高スペックな撮影機材を安価に入手可能です。
三脚の売れ筋ランキングはこちら!
Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングの売れ筋ランキングをまとめておきます!
ぜひご参考にどうぞ!
これまでに以下のメーカーについて雲台製品を一覧にして比較しています。
\一覧比較した雲台メーカー!/
各メーカー別雲台一覧
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\一覧比較した三脚メーカー!/
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