今回は、私が3年近く愛用しているEOS 6D MarkⅡをレビューします!
実際に3年近く使ったユーザーとして、『いいところ』『いまいちなところ』を紹介します!
この記事を書いた人
-写真歴7年の趣味カメラマン
-フォトコンテスト入賞歴多数
個人的には、今からフルサイズデビューするなら『EOS RP』を検討した方ががいいよ、と思っているので、その理由もお話します!
- ミラーレスじゃないカメラでフルサイズデビューしたい!
- 安価にフルサイズビューしたい!
- バリアングル液晶を使いたい!
- Canon EFマウントのレンズを持っている!
EOS 6D MarkⅡのいいところ
まずは、実際に使ってみていいところを5つ紹介します!
コンパクトで軽い!
発売当時はとにかくこれが売りだったわけで、フルサイズ一眼レフの中ではトップクラスの軽さです!
本体の重さは685g!本格的な一眼レフカメラが約800gなので、約100gくらい軽いです。
たかが100gですが、実際に持ってみると軽さは大いに実感できるので、これはありがたい特徴です。
…ただし、軽いと言ってもあくまで『フルサイズ一眼の中では』の話。今流行りのミラーレス一眼に比べると圧倒的に重たく感じてしまいます。
ちなみに、EOS Rは580g!さらに100g軽いのです。。
軽さを求めるのであれば、ミラーレス一眼レフを検討しましょう!
バリアングル液晶が便利!
バリアングル液晶は、こんな感じで液晶がパタパタ動いて向きが変えられるやつです。
ハイアングルやローアングルなど、ファインダーを直接覗けない場面での撮影が圧倒的にはかどるので、一度使うと手放せません!
特に、子供を撮るときには低い位置で撮ることが多いので、本当に重宝しています^^
発売当初、フルサイズ一眼レフカメラでバリアングル液晶を備えたカメラは、この6D MarkⅡしかありませんでした。
発売されたときはうれしくて、このカメラで欲しくて頭がいっぱいでした。笑
今となっては、バリアングル液晶を備えたフルサイズのカメラはいくつもあるので選択肢が広がっていいことですね^^
ライブビュー撮影でもAFが速い!
一眼レフカメラの弱点が、ライブビュー撮影時(※ファインダーじゃなくて液晶を見て撮影するモード)にオートフォーカス(AF)が遅くなるのがデメリットでした。
しかし、6D MarkⅡはデュアルピクセルCMOSセンサーを搭載しているため、ライブビュー時も快適な高速AFを使うことができます。
難しい話は置いておいて、とにかくライブビュー撮影時もAFが速いということ!
…ただ、今となってはライブビュー時のAF速度は他の機種も負けていないので、大きなメリットとは言えなくなっているのが現状です。
フルサイズ一眼レフの中では安価!
フルサイズのカメラは高いのが普通で、20万円以上するものがほとんど。。なかなか買えませんよね。。
でも、このEOS 6D MarkⅡは17万円前後と比較的安価に購入ができます!
私が購入した時は22万円くらいだったので、だいぶ手が届きやすくなっていますね。
より安価にフルサイズデビューしたいならEOS RPという手があります。理由はこの記事で後述していますが、個人的にはこちらの方がおすすめです。
種類が豊富なEFレンズが使える!
EOS 6D MarkⅡが対応しているCanonのEFマウントは、長い歴史がありレンズの種類が最も豊富なマウントの一つ!!
安価に購入できる中古品の市場も大きいので、幅広いレンズが安価で購入できるのは大きなメリットです。
また、今現在Canonのカメラを使っていて、手元にEFマウントのレンズがあるなら、アダプターなしにそのままレンズが使えるのも大きなメリットとなりますよ。
EOS kissやEOS 80D,90Dからの買い替えなら、レンズがそのまま使えます!
ちなみに、私はEOS 70Dから買い換えました^^
ただし、EF-Sレンズは使えないので注意が必要です!!
EOS 6D MarkⅡのいまいちなところ
続いて、実際に使ってみていまいちに感じたところを紹介します!
AFポイントが中央寄りで少ない
これは現時点でかなり不満を抱えているポイントになります。
下の写真の黒い四角がAFポイントになります。
王道の三分割構図を使おうと思ったときに、AFポイントが中央に寄りすぎていて、望んだ青丸部分に設定することができません。
フルサイズのカメラはただでさえボケやすいので、しっかりピントを合わせないとシャープな写真が撮れません!
特に、動いている被写体を三分割構図で追従し続けたい!というのが難しいのです。。
しかも、AFポイントを動かそうにも、カメラ背面の十字ボタンを連打して持っていくしかありません。。これが時間がかかるし、使い勝手がよろしくないのです。。
基本構図が分からない人は、ぜひこちらの記事を読んでみてください^^
ライブビュー撮影の顔認識や追従AFは迷いがち
ファインダーが覗けない場面、例えばローアングルやハイアングルの時に、カメラに任せてフォーカスを行うと、しっかり顔を認識してくれなかったり、「なんでそこ??」という場所にフォーカスが合ってしまったりすることが多いです。。
一応、液晶をタッチすればその部分にフォーカスが合ってくれるのですが、シャッターチャンスを逃してしまうことがちらほら。。
フラッシュが付いていない
フルサイズのカメラにはあるあるなのですが、標準でフラッシュ(ストロボ)が付いていません。
直接フラッシュの光を当てると残念な写りになってしまいますが、夜の暗闇の中とか、真っ暗で何も撮れないよりはマシなわけで。。
フルサイズのカメラを購入する際は、外付けのフラッシュを購入しましょう!
こちらの記事で紹介していますが、こちらが安価で使い勝手がよくかなりおすすめです。
これからフルサイズデビューならEOS RPがいいよ!
…と、私が愛用している6D MarkⅡを紹介しましたが、ところどころ時代遅れ感がある部分があるのがお分かりいただけたと思います。
6D MarkⅡはいいカメラなのですが、これからフルサイズデビューする方にはEOS RPをおすすめします。
私もこれからフルサイズデビューするなら、6D MarkⅡではEOS RPを選択します^^
EOS RPの特徴
とにかく安価にフルサイズデビューしたいなら、EOS RPをおすすめします。
私も実際に買い替えすら検討したことがあり、レンタルして使ってみたので詳しくはこちらの記事をどうぞ!
6D MarkⅡに対するEOS RPの特徴を簡単にまとめるとこんな感じです。
- 〇ボディは軽量コンパクト!
- 〇瞳AFが使えてAFが快適!
- 〇AFポイントが広く、移動が楽!
- 〇バリアングル液晶搭載!
- ✖連射が遅い!
- ✖電池の持ちが悪い!
- ✖アダプターがないとEFレンズが使えない!
『電池の持ちは予備の電池の購入』、『EFレンズはアダプターを購入すればいい』ので、連射速度に不満がなければEOS RPが間違いなく買いです!
カメラやレンズは購入前に試し撮りしよう!
カメラやレンズは大きな買い物なので、購入前には試し撮りすることを強くオススメします!
試し撮りするにはこんな方法があります。
- レンタルサービスを利用する
- 大型家電量販店を利用する
- カメラ専門店を利用する
- 所有している知人から借りる
こちらの記事に詳細をまとめているので、ぜひ読んでみてくださいね^^
まとめ
今回は、私が愛用している6D MarkⅡを紹介しました!
6D MarkⅡ自体はとてもいいカメラなのですが、あとから発売したカメラと比べるとどうしても見劣りしてしまう、というのが私の正直な感想です。
最後に記載しましたが、これからフルサイズデビューしたい人にはEOS RPをおすすめします。
- ミラーレスじゃないカメラでフルサイズデビューしたい!
- 安価にフルサイズビューしたい!
- バリアングル液晶を使いたい!
- Canon EFマウントのレンズを持っている!