青空を撮るとどうしても白くなっちゃうんだよね。。
どうやったら青空をキレイに撮れるのかなぁ?
青空をキレイに撮るにはコツがいるんだよ!
今回は青空の撮り方を紹介するね!
まだレタッチ(RAW現像)ソフトを持っていない人は、まずはこちらの記事を参考にレタッチソフトを入手しましょう!
この記事を書いた人
-写真歴7年の趣味カメラマン
-フォトコンテスト入賞歴多数
カメラをはじめてから学んだ知識をわかりやすく発信するよ!
- 青空が白く写ってしまうのは空が明るすぎるから
- 青空を撮影するときのポイント
- 青空をキレイに再現する現像(レタッチ)のポイント
青空が白く写ってしまうのは空が明るすぎるから
そもそも何で青空が白くなっちゃうの?
カメラには記録できる明るさの範囲が決まっていて、その範囲を超えて明るすぎると白色に、逆に暗すぎると黒色に記録されちゃうんだよ!
…つまり、空を明るく写しすぎてるから白くなっちゃったってこと?
その通り!!
ちなみに、明るすぎて白くなることを「白飛び」、暗すぎて黒くなることを「黒つぶれ」と呼ぶから覚えておこう!
青空が白く写ってしまうのは、カメラが記録できる範囲を超えて青空が明るすぎるから!
青空を撮影するときのポイント
青空が明るすぎることはわかったけど、具体的にどうやって撮ればいいの?
単純に青空が明るすぎないようにカメラの設定を暗くして撮影すれば、青空がキレイに撮れるよ!
…でもどれくらい暗くすればいいのかわからないよ。。
カメラのヒストグラムを使うと、写真が白飛び・黒つぶれしているかすぐにわかるよ!
ヒストグラムを利用しよう!
ヒストグラムってなに?
ヒストグラムは、写真全体の中に明るい部分や暗い部分がどれくらいあるかを教えてくれるグラフのことを言うよ!
ヒストグラムを見ながら撮影しよう!
ヒストグラムって写真を撮りながら見られるものなの?
多くのカメラは【INFO】ボタンを何回か押すと出てくるよ!
自分のカメラの取扱説明書を見てみよう!
ヒストグラム出せた!!
ヒストグラムの山が右端を超えないような明るさにすれば、青空がキレイに撮れるんだね!
そうだね!
あとはカメラの露出(明るさ)の設定を自分で調整しよう!
ヒストグラムを見ながら「白飛び」しないように撮影すると、青空をキレイに撮れる!
暗い部分を補おう!
ヒストグラムを見ながら撮れば青空はキレイになりそうだけど、肝心の他の部分が暗すぎるんだけど。。例えばこんな感じ ↓
カメラが写せる明るさの範囲は人間の目よりはるかに狭いから、こればかりはどうしようもないんだよね。。
でもまーとんの写真は、全体的に明るくキレイに撮れてるのが多い気がするけど?
青空をキレイに写しつつ全体を適切な明るさにするには、暗い部分を明るく補正してあげる必要があるよ!
青空は白飛びしないように撮影し、他の暗い部分は補正してあげる必要がある!
撮影時に照明を使う【中~上級者向け】
…撮影するときに暗い部分を照らしてあげればいいってこと?
そうだね!
……と、言ってみたものの、照明で明るくするのは簡単にできるもんじゃないんだよね。。
単純にストロボ(フラッシュ)使えばいいんじゃないの?
ストロボの光を直接当てちゃうと不自然な感じになるし、照らせる範囲も限られているからね。。
かなり技術が必要で簡単にはできないんだよ。。
…確かにストロボを直接当てると、お肌とかもテッカテカになるもんね。笑
暗い部分を明るくするには照明で照らすのが有効だけど、かなり難しい。
現像(レタッチ)する【オススメ】
そこで、現実的に暗い部分を明るくできるのが現像(レタッチ)になるよ!
まーとんはいつもパソコンに向かって現像してるもんね!
そうそう!
Lightroomというソフトと、コツさえ押さえてしまえば誰でも簡単にできるよ~!
暗い影の部分は現像(レタッチ)で明るく補ってあげるのが簡単!
青空を再現する現像(レタッチ)のポイント
- シャドウ・黒レベルをプラス補正
- ハイライト・白レベルをプラス補正
- 自然な彩度をプラス補正
- あとはお好みで!
まだレタッチ(RAW現像)ソフトを持っていない人は、まずはこちらの記事を参考にレタッチソフトを入手しましょう!
シャドウ・黒レベルをプラス補正
まずは、シャドウと黒レベルをプラス補正して暗い影の部分を明るくするよ!
シャドウ:+100,黒レベル:+70,露光量:+1.70
暗い部分が一気に明るくなったね!
ついでに全体的な明るさ(露光量)もプラス補正したよ!
ハイライト・白レベルをマイナス補正
ハイライトと白レベルをマイナス補正すると、青空がよりキレイな色になるよ!
ハイライト:ー100,白レベル:-20
青空がとってもキレイになったね!
自然な彩度をプラス補正
自然な彩度をプラス補正すると、写真の鮮やかさが増すよ!
特に青色が鮮やかになる「自然な彩度」がオススメだよ!
自然な彩度:+50,彩度:+40
今回はかなり鮮やかめに仕上げたかったから、彩度も上げて見たよ!
かなり変わるんだね。。現像すごい!!
最後はお好みで全体を整える
最後はお好みで全体を整えて完成だよ!
今回は明瞭度を上げてきりっとさせるくらいで完成!
現像すごすぎるね。。なんだか別の写真みたいだよ!
現像の具体的な方法はこちらの記事にまとめたので、ぜひ読んでみてね!
- シャドウ・黒レベルをプラス補正
- ハイライト・白レベルをプラス補正
- 自然な彩度をプラス補正
- あとはお好みで!
まとめ
今回は青空をキレイに撮影するポイントを紹介したよ!
①ヒストグラムを使って空が白飛びしないように撮影して、
②現像で暗い部分を明るく再現してあげる、だね!!
そうだね!
慣れちゃえばヒストグラム使わないでも感覚がつかめるから、たくさん撮影して練習してみよう!
1.ヒストグラムを使い、空は白飛びしないように暗めに撮影する
2.暗くなってしまった影の部分は、現像(レタッチ)で補正する