\ ポイント最大11倍! / 詳細を見る

【レビュー】コスパ良好なPVCの撮影用背景紙を買ってみた!実際に使った感想と作例を紹介!

悩む人

・撮影用の背景紙が欲しいけど、おすすめはないかな?
・手入れが楽な撮影用背景紙が欲しい!
・なるべく安く使いやすい背景紙を手に入れたい!

そんなあなたには、PVC(塩化ビニール)製の撮影用背景紙がおすすめですよー!

今回は、PVC製で白と黒の2色セット、両面仕様でつや消し面と光沢面の両方が使えるコスパ良好な背景紙を購入したので、実際に使ってみた感想などをレビューします。

100円ショップで模造紙を買ったり、布製を使ってみたりと、背景紙選びではいろいろ試行錯誤してきましたが、やっと使い勝手がよく撮影がはかどる背景紙に出会えたかな、という感じ。PVC製、かなりおすすめです。

いいところ
いまいちなところ
  • 丈夫で手入れが楽!
  • しわにならない
  • 白と黒、つや消し面と光沢面がまとめて使える
  • 梱包時のクセをとるのが大変
  • 折れると跡がつく

ちなみに、PVC製よりこちら↓のターポリン製の背景シートはもっと丈夫でおすすめです。

この記事を書いた人
  • カメラ歴11年のアマチュアカメラマン
  • フォトコンテスト入賞歴多数
  • フォトマスター検定1級
  • ブログ、ストックフォト、WEBメディアのライターで活躍中!

アマチュアカメラマン目線でカメラの知識をわかりやすく発信しています!

まーとん

※機材のスペックをじっくり比較できる機材ノートを公開中!

※機材のスペックをじっくり比較できる
機材ノートを公開中!

目次

購入の決め手は?

今回購入したのは、『Earnneelam』という全く聞きなれないブランドのPVC背景紙を購入しました。
購入の決め手は、「白と黒の2色、つや消しと光沢の両方が使える製品の中で、一番安かったから」

まーとん

聞いたことないブランドだけど、ここ数年は販売を続けているし、
ありがたいことに、この記事を読んで買ってくれる人も多いです^^

決して有名ではないけれど、『Meking』というブランドの方が、商品の種類は豊富な印象でした。
白と黒以外のカラーを安く入手したいのなら、こちらも検討の余地があるかもしれません。

もし、PVC以外の背景を選びたいなら、撮影用背景の選び方をまとめているので、ぜひこちらの記事も読んでみてください^^

製品の梱包・外観の様子

さて、Amazonから送られてきたのがこちらの箱になります。まぁ普通で問題なしでした。

段ボール箱の中にはこんな感じでビニール袋に包まれた製品が入っていました。
おなじみの中国製の製品が包まれている袋です。よくお世話になっている中国製NEEWERの製品も同じような梱包をされています。

袋の中はこんな感じ。青色の紙でくるまれて、「ご愛顧ありがとうございました!」のシールが貼ってあります。

かなり安かったので不安はありましたが、梱包が雑なイメージは全くなく、普通に問題なく好印象でした。

包み紙の中には、白と黒の二枚のPVCシートが丸まって入っています。
2枚にまとまっていたシートを別々にして床に置いたのが下の写真。
何も止めていないのに、かなりクセが強く、がっつり丸まっているのがわかると思います。

このクセを取らないと撮影は厳しいので、逆側に丸めて元の段ボール箱に入れて、30分ほど放置してあげました。

30分くらい放置したのが下の写真。四隅をテープで固定すれば撮影できるレベルになってくれました!これなら使えますね。

しかし、クセを取る際に油断して黒色の一部に折り目を付けてしまいました。。
結構がっつりとした折り目です。この修復は難しそう。。撮影するにも写りこんでしまいそうなレベルです。。

このように、PVC製のデメリットは、折り目やキズが付く場合があり、一度やってしまうと元に戻すのが厳しいところです。

でも、折り目を付けてしまったのはほんの一部分なので、この部分を撮影で使わないようにすれば全く使えるので問題はないでしょう。しかも、これぐらいの折り目なら、写りこんでしまってもPhotoshopで手間なく消すことができるしね。…と自分に言い聞かせてみる。笑

ちなみに、これはもともとあったキズではないので、ご安心を!!製品自体の品質は問題ありませんでしたよー^^

小傷がつくと目立ってしまいそうな光沢面側には、保護フィルムが貼ってありました。
しっかり配慮してあって、安いながらも印象はとてもいい感じ。

結論、品質自体は全く問題なく、光沢面保護の配慮もしっかりしていて、この価格にしてはよくできているなぁというのが印象でした。安心して使用できそうです^^

実際に使ってみた!

それでは、実際に購入したPVC製の背景を使ってみた感想を紹介します。

撮影の様子

今回はこんな感じで、子供のお気に入りのおもちゃたちを撮影してみました。
壁にPVCをガムテープで貼って、ソフトボックス付きのライト2灯で照らしてあげます。

僕が普段使っている照明はこちらです。
やや作りは甘いですが、コスパがかなりよく気に入っています。おすすめです。

今回僕は、壁にガムテープで背景紙を貼り付けましたが、位置調整がしにくかった。
最近ではこちらのT字タイプの背景スタンドを購入しました!とっても快適です。

Emartの背景スタンドはこちらの記事でレビューしています。

作例紹介

それでは、実際に撮影してみた作例を紹介していきます。

白色 つや消し面

まずは、白色PVCのつや消し面で撮影しました。
さすがの白色背景、安定したいい画が撮れました。気になる色のムラもありません。

白色 光沢面

続いては、白色の光沢処理面で撮影してみました。
つや消し面よりリフレクションがはっきりして、キラキラした印象で撮れていると思います。
この価格でこれだけしっかり撮れれば大満足ですね^^

上の写真では、反射像が微妙に歪んでいるのがわかるでしょうか?
梱包時の丸まりを取るのが甘かったせいで、PVCシートの波うちを拾ってしまっています。。
丁寧に丸まりを取ってあげる必要がありそうですね。

それでは、つや消し面と光沢面を比較してみましょう。
スライダーをグリグリ動かすと、画像が変わります。

左:つや消し面 右:光沢面

左:つや消し面 右:光沢面

どちらもキレイに撮れています。
つや消し面と光沢面で写真の印象が変わるので、両方いっぺんに手に入るのはかなりメリットがありますね^^

黒色 つや消し面

続いて黒色の背景でも撮ってみました。まずは、つや消し面です。

背景を黒色にすると、いっきにかっこいい写真になりますね。しまりも出ます。
高級感も出てくれるので、商品撮影なんかにはぴったりです。

黒色 光沢面

続いては光沢面でも撮影してみました。

黒色の方はより注意してクセを直したので、反射像に違和感はなくなりました。
リフレクションがあると、よりきらびやかな印象になって高級感が増した感じがします。
キラキラした小物で飾ってあげると、より高級感がでそうですね^^

それでは、黒色でもつや消し面と光沢面を比較してみましょう。
スライダーをグリグリ動かすと、画像が変わります。

左:つや消し面 右:光沢面

左:つや消し面 右:光沢面

黒色って100円ショップにあるようなアイテムでは作りにくい色なので、PVCの背景を持っておくとしまりがあって高級感のある写真が撮れますね^^

使ってみた感想

ここからは実際に使ってみた感想を紹介します。まとめるとこんな感じ。

いいところ
いまいちなところ
  • 丈夫で手入れが楽!
  • しわにならない
  • 白と黒、つや消しと光沢がまとめて使える
  • 梱包時のクセをとるのが大変
  • 折れると跡がつく

いいところ

丈夫で手入れが楽!

今まで紙製や布製の背景をいろいろ試してみましたが、しわになったり折り目がついてしまったりで、かなり手入れが面倒。。撮影が自体が面倒に感じてしまうほどだったんでした。。
一方で、PVCは丈夫で手入れがとにかく楽!!
くるっと丸めておけば収納も場所を取らないし、収納時もちょっと力が加わったくらいじゃ折り目はつかないし、これから長い間使うことができそうです。

しわにならない

紙製や布製に比べてしわになりにくいのもとっても好印象!
紙や布の場合、しわになるといちいちアイロンを使ってしわを伸ばしてあげたり、どうしようもないしわが付いたら仕方なく捨てたりしていたんですが、PVCなら変なしわが付くこともありません。
しわが付いてしまうストレスがまったくなくなりました^^

白と黒、つや消しと光沢がまとめて使える

今回購入した商品は、2色/2種類が使えるのがとても便利で、撮影の幅が広がります。

左:つや消し面 右:光沢面

左:つや消し面 右:光沢面

僕が買ったのと全く同じ商品でなくても、『①白と黒の二色』『②両面仕様でつや消しと光沢の二種類』がセットになっているものを選ぶと、撮影の幅が広がって便利ですよ^^

いまいちなところ

梱包時にクセを取るのが大変

他の口コミでもありましたが、確かに梱包時の丸まりクセは強く、キレイにするのはやや大変でした。
僕の場合、ミスで折り目も付けてしまいました。。

ただ、逆側に丸めて放置しておけばクセはほとんど取れたので、折れないように注意して作業すれば問題ないです。
また、梱包時のクセをしっかり取ってあげて、収納時には太めに巻いておくことで、クセはより気にならないレベルになります。
面倒くさがりの僕にはPVC製がぴったりです^^

折れると跡がつく

僕も実際にやってしまいましたが、注意して取り扱わないと折り目が付いてしまいます。。
一度ついてしまった折り目を取るのは難しいので、注意が必要です。

ただ、これくらいの折り目やキズなら、Photoshopを使ってクリックだけで修正できるのでなんとかなります。
Photoshopなど、撮影後の現像の手間を減らしたいなら、注意して扱った方がいいでしょう。

まーとん

個人的には、紙や布のしわのほうがPhotoshopの作業が大変だったので、PVC製を強くおすすめします!

最近の私のお気に入りはターポリン製のこちら↓の背景シートです。PVCよりさらに丈夫です。

最後に

今回は、コスパ良好で撮影がはかどるPVC製の背景紙を実際に使ってみた感想をレビューしてみました。
まとめるとこんな感じでしたね。

いいところ
いまいちなところ
  • 丈夫で手入れが楽!
  • しわにならない
  • 白と黒、つや消しと光沢がまとめて使える
  • 梱包時のクセをとるのが大変
  • 折れると跡がつく

総合的にとても満足度が高く、買ってよかったと思える商品でした。
今まで、紙製や布製を試してみましたが、圧倒的にPVC製は手入れが楽だし丈夫だしで使い勝手がいいと思います。

まーとん

快適な撮影をしたい人は、ぜひPVC製の背景紙の購入を検討してみてくださいね^^
おすすめです!!

よかったらシェアしてね!
目次