この記事では、SIGMA 24-70mmF2.8 DG DN Artを普段使っているアマチュアカメラマンが、同じくSIGMAのF2.8通しの標準ズームレンズ28-70mm F2.8 DG DN Contemporaryを実際に使った感想を紹介しています。
アマチュアカメラマン目線でSIGMA 24-70mmF2.8 DG DN Artと比較した内容が中心の記事になってるので、

・SIGMAの標準ズームレンズで迷ってる。。
・大きな違いはなんなの?
・結局どっちを買ったらいいの?
…こんな悩みを抱えてる人の参考になる記事となっています!
私が実際に使った感想をまとめるとこんな感じ。
結論:コスパ良好な標準ズーム!けど、僕は機能面でArtレンズを選ぶ!
- 軽くてコンパクト! ※SIGMA Artより
- なんでも撮れる便利ズーム!けどArtレンズとの差あり
- ワイド側28mmは比べなければOK!
- ズームロックスイッチが欲しい
\SIGMAのコスパ良好なF2.8通し標準ズーム!/


\今回比較したおすすめレンズはこちら!/


28-70mm F2.8 DG DN 外観紹介
まずはSIGMA 28-70mmF2.8 DG DNの外観紹介です。
外観は、SIGMAらしいシンプルで高級感のある美しいレンズと言えます。
『C』のデザインもかっこいいです。




手に持っても収まりのいい、ちょうどいいサイズ感です。


価格が抑えられている分だけ機能面は控えめで、側面にはAF/MF切り替えスイッチがあります。
あとは、フォーカスリングとズームリングのみ。これだけ、シンプルです。


レンズフードは花形で、ロックボタンもなし。いたって普通のレンズフードです。





SIGMAらしい高級感のある外観で、所有欲も満たせます。
約10万円の高級レンズなだけありますよ^^
28-70mm F2.8 DG DN Contemporaryを実際に使った感想!SIGMA Artと比較!
ここからは実際に使ってみた感想を紹介していきます。
僕は普段SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Artを使っているので、このレンズとの違いについても紹介していきますので、ご参考にどうぞ。
軽くてコンパクト! ※SIGMA Artより
なんでも撮れる優秀な写りと軽さ、コンパクトの両立を求めるなら、間違いなくこのレンズは買いです!!
このレンズの最大のメリットは重さと大きさにあります!!
カタログ上での重さは470g。実際に測ってみるとレンズフードやキャップ込みでは549gでした。
僕が普段使ってるSIGMAの24-70mm Artレンズは944gでその差は約400g!
かなーーーり軽く感じます。このレンズを選ぶ決め手と言えるでしょう!
この違いは、肩に下げて一日撮影するとかなり大きいです。マジで軽さは正義!
28-70mm Contemporary
24-70mm Art




大きさも比較してみました。
重さでもわかるように、28-70mm Contemporaryのほうが小さいです。これは大きな差と言えます。




フィルター径は、28-70mm Contemporaryが67mmΦなのに対して、24-70mm Artは82mmΦと差があります。


手持ちのSONY α7Ⅲにつけたのが下の写真。
改めてArtレンズのデカさを感じましたが、Contemporaryはバランスのいいちょうどいいサイズです。




いくらコンパクトと言っても、ホントにコンパクトな単焦点レンズよりは大きいので注意!


なんでも撮れる便利ズーム!けどArtレンズとの写りの差はあり
軽くてコンパクトさが売りのレンズですが、さすがのF2.8通しの便利ズーム、写りはしっかりしていてなんでもきれいに撮れちゃう感じがたまらないです。
気になるのが、同じくArtレンズとの写りの違いですよね。
以下に、周辺減光と玉ボケの形を比較してみたので紹介していきます。
記事後半には作例も紹介しています。
撮り比べてみた結論、しっかり価格分の写りの違いを感じました!!…が、十分に写りのいいレンズなので、軽さとコンパクトさ、価格と優秀な写りを重視したい人は本レンズを選ぶと幸せになれますよー^^
ワイド端24 or 28mmの周辺減光 (絞り開放F2.8)
まずは一番差が出やすいワイド端24 or 28mm、絞り開放F2.8で周辺減光を比較してみました。
可能な限り設定を同じにして撮影しています。
※Contemporaryは28mm、Artは24mmで撮影しています。
周辺光量落ちはContemporaryが大きく、更に歪みもContemporaryのほうが大きい結果でした。
ここはもろに価格差が見えた部分でした。
\24mmの周辺減光(F値変更)/
28-70mm Contemporary
SIGMA 24-70mm Art
















テレ端70mmの周辺減光 (開放F2.8)
続いては、テレ端70mm絞り開放F2.8での違いです。
ワイド端側と同じく、やはりContemporaryのほうが減光も歪みも大きく、価格差が見えました。
\70mmの周辺減光(F値変更)/
28-70mm Contemporary
24-70mm Art












玉ボケ
続いては、玉ボケの違いを見てみました。
玉ボケが出やすいよう、テレ端70mm/絞り開放F2.8で撮影しています。
玉ボケに関しては大きな違いは見られませんでしたが、ややArtレンズのほうが円形に近いきれいなボケが多いです。
(3枚目が一番わかりやすいです)
\玉ボケの違い/
28-70mm Contemporary
24-70mm Art















比べてみるとArtのほうが価格分の有意差を感じました!
…が、細部を気にしなければContemporaryでも満足な写りですよー^^
ズームロックスイッチが欲しい
本レンズにはズームロックスイッチが付いていないので、ストラップで肩から掛けてると勝手にレンズがのびてきてしまいます。。ズームレンズあるあるですね。


一方で、ズームロックスイッチがあればそんなことはありません。
今回比較している24-70mm Artレンズはズームロックスイッチ付きなので、ズームロックスイッチが欲しい人はArtレンズを、価格を優先する人は本Contemporaryレンズを選びましょう!



普段Artレンズを使ってるけど、ズームロックスイッチはホントに快適!
3万円多く出せる人は、Artレンズがおすすめ!
ワイド側28mmは比べなければOK!
本レンズは、ワイド側の焦点距離を24mmじゃなく28mmにすることで安価にしていますが、ぶっちゃけ撮り比べる機会がないなら気にしなくてもOKです!
比較対象なしに4mmの焦点距離の違いがわかるのなんて、腕のいいプロカメラマンか生粋のカメラオタクくらいなもので、アマチュアカメラマンが普段使いする分にはまったく気になりません。
買って使いはじめてしまえば、『このレンズはこういうもんだ!』…という感じになるし、もっと広角側が欲しいなら、しっかり広角レンズを買えばいいんです!



なんでも撮れる標準ズームレンズなので、焦点距離の違いよりも、価格や重さ、大きさ、機能面で選ぶと幸せになりますよー^^


SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Artとの違いまとめ!
いろいろ比較してきましたが、28-70mm Contemporaryと24-70mm Artの価格差は約3万円で、価格の分の差はしっかりついていると感じました。
\SIGMAレンズ比較/
![]() ![]() SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN Contemporary | ![]() ![]() SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Art | |
参考 価格 | 約90000円 | 約120000円 |
重量 | 470g | 830g |
焦点 距離 | 28-70mm | 24-70mm |
ボタン スイッチ | AF/MF切替 | AF/MF切替 AFLボタン ズームロックスイッチ |
防塵 防滴 | 簡易 防塵防滴 | 防塵防滴 |
フード | 花形 | ロック付 ラバー仕様 | 花形
フィルター サイズ | 67mmΦ | 82mm |
FLD レンズ数 | 2枚 | 6枚 |
\SIGMAレンズ比較/
![]() ![]() SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN Contemporary | ![]() ![]() SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Art | |
参考価格 | 約90000円 | 約120000円 |
重量 | 470g | 830g |
焦点距離 | 28-70mm | 24-70mm |
ボタン スイッチ | AF/MF切替 | AF/MF切替 AFLボタン ズームロックスイッチ |
防塵防滴 | 簡易 防塵防滴 | 防塵防滴 |
フード | 花形 | 花形 ラバー仕様 | ロック付
フィルターサイズ | 67mm | 82mm |
FLDレンズ数 | 2枚 | 6枚 |
\機能的な違い一覧!/
28-70mm Contemporary↓
24-70mm Art↓



















3万円あれば、俗に言う撒き餌レンズも買えちゃうわけで、、
自分にあった選択をしましょう!
\約3万円で買える撒き餌レンズ!/




作例紹介
ここからはSIGMA 28-70mm F2.8 DG DN Contemopraryで撮影した写真を紹介していきます。
近くの公園でぷらぷら歩きながらスナップしてみたので、ご参考にどうぞー^^
広角域:28mm






標準域:約50mm




望遠域:70mm








↓拡大↓


さすがF2.8通しの標準ズームレンズ、絞り開放F2.8で撮れば背景をしっかりぼかすことができました。
玉ボケもまずまずきれいに出てくれています。
最後に拡大写真も載せましたが、解像感もしっかり!ここまで拡大することはないかもですが、しっかり解像してくれます。
ぷらぷら歩いて撮影しましたが、やっぱり軽くていいなー、と思いました。
いろんな機材を使いたい人はレンタルがおすすめ!


カメラ機材は購入するのではなく、レンタルするという選択肢があります!
カメラ機材のレンタルサービス『GOOPASS(グーパス)
例えば…



・購入する前にじっくり試したい!
・カメラやレンズを自由に入れ替えて表現の幅を広げたい!
・常に最新の機材に入れ替えて使いたい!
…こんな人におすすめなサービスです!
- 好みに合わせて機材を入れ替え放題!
- 機材は2500点以上!玄人向けのラインナップも多い!
- 『1個買うより10個レンタル』で表現の幅が広がる!
料金体系や機材ラインナップなどのサービスの詳細は、GOOPASS公式HPを見てみてください!
\ラインナップやサービス詳細を見てみる/
\GOOPASSのレビュー記事はこちら!/





今回は実際にGOOPASでレンタルして試しどりしてみましたー^^
気軽にレンタルできるのでおすすめです!
結論:コスパ良好な標準ズーム!けど、僕は機能面でArtレンズを選ぶ!


以上、SIGMA 28-70mm F2.8 DG DN Contemporaryを実際に使ってみた感想を紹介してきました。
SIGMA 24-70mm F2.8 DG DN Artとの比較を中心に紹介してきましたが、アマチュアカメラマンの僕の結論としては、『機能面と価格差を考えてArtレンズ』をおすすめします!!
確かに、3万円の価格差は魅力だし、何よりも軽くて一日撮影しても疲れにくいという大きなメリットは感じましたが、ズームロックスイッチだったり、高級感のあるレンズフードだったり、周辺光量落ちや歪みが少なかったり、おまけに24mmまで広角が使えたり、機能面を考えると3万円出してもArtレンズを選びます。







よい選択ができるように頑張って比較したので、自分にあったいい買い物ができることを祈ってますよ^^