この記事では、人気のSONY(ソニー)の単焦点レンズ『FE135mm F1.8 GM(SEL135F18GM)』を実際に使った感想を紹介しています。
アマチュアカメラマン目線で花や風景、ポートレート(子供)を撮影した作例も合わせて紹介しています。
- ソニーの135mmの単焦点レンズの使用感は?
- 作例が気になる。どんな写真が撮れるの?
- 135mmの焦点距離はどう?ポートレートは撮りやすい?
実際に使った感想をまとめるとこんな感じです。
結論:表現力は抜群!!けど、135mmの焦点距離は好みが分かれる
- さすが圧倒的なボケ感と解像感!!
- 重い、でかい。
- ポートレートにはちょっと長い
- 思ったより寄れない
さすがSONY純正の人気の単焦点レンズで、絞り開放F1.8と焦点距離135mmの合わせ技でボケ感は最高です!
腕が良くなったと錯覚できるレベルで、ついつい絞り開放で撮る写真が増えてしまいます。笑
その一方で、135mmの焦点距離はあまり自分には合わず、子供を撮るには指示が届かないくらい離れる必要があるし、花や虫を撮ろうにも思ったほど寄れなかったため、やや使いにくく感じました。
SNSではこのレンズを使ってきれいな写真を撮っている方がたくさんいるので、自分にマッチすればいい写真を量産できること間違いなしでしょう!
\SONY純正の大人気の単焦点レンズ!/


今回は、『GOOPASS(グーパス)
FE135mm F1.8 GM 外観紹介
まずはFE135mmF1.8GM(SEL135F18GM)の外観紹介です。
高級感のあるレンズボディ
さすがのGMレンズだけあって、高級感のある肌触りでしっかり所有欲を満たしてくれます。持つだけでテンション上がります。GMレンズのロゴもたまりません。


でかい、重い
描写力や表現力に全振りしている単焦点レンズなだけあり、でかくて重いです。
α7Ⅲにつけるとこんな感じで、存在感がすごいですね。


上からと横からのサイズ感はこんな感じ。はっきり言って、バランスはよくないです。




キャップ類やフード込みの重さは、貫禄の1000g超え!!
カタログ上は950gです。





描写力や表現力と引き換えにでかさと重さは覚悟が必要です。笑
フィルター径82mmの大経口!
フィルター径は82mm!大経口レンズで存在感がすごいです。





径がでかいほどフィルター価格も上がるので、保護フィルターを付ける場合はある程度の出費を覚悟しましょう。笑
ボタン、スイッチが豊富
さすがの高級GM(G Master)レンズ、豊富なボタンやリング類が付いています。以下がボタン、スイッチ等の一覧です。
1. フォーカスリング
2. 絞りリング
3. フォーカスホールドボタン(レンズ上部およびレンズ左側面)
4. フォーカスモードスイッチ
5. 絞りリングクリック切り換えスイッチ
フォーカスホールドボタンが2個!縦位置でも使いやすい!
フォーカスホールドボタンが2個あるのは便利ですね。
高級レンズについているフォーカスホールドボタンですが、カメラのボディとは別にカスタムボタンを割り当てられるので、より設定を変えるのが楽になります。
フォーカスホールドボタンは、カメラを構えたときに押しやすい位置にあるため、個人的には『AF/MFの切り替え』を割り当てて便利に使えるのでお気に入りです。
開放F1.8で撮影する場合、ピントがシビアになってくるので、フォーカスホールドボタンに『AF/MF切り替え』を割り当てることでMFが圧倒的に使いやすくなります。
このレンズにはフォーカスホールドボタンが2個あるけど、カメラ側で割り当てられるフォーカスホールドボタンは1種類。。
『なんのために2個あるの?』
…と思ったけど、2個あることで横に構えても縦に構えても押しやすい位置にボタンがくるんですねー。こりゃ便利。





絞り開放F1.8はピントがシビアなので、横でも縦でもMFに切り替えやすいのは便利でした^^
絞りリングとクリック切替スイッチつき!
私はカメラ側で設定するため絞りリングは全く使いませんが、動画を撮る人など、使う人が使えばいろんな機能が盛りだくさん。
レンズ側でF値が変更できる絞りリングはもちろん、絞りリングのロックスイッチ(IRISロック)に、おもしろいのが絞りリングクリック切り換えスイッチでしょうか。
ONにすることで、絞りリングを回す際にクリック感を追加できます。





カメラを構えながらノールックでの操作がより楽になります。
動画撮影中などにF値を連続的に変える場合は不要です。
しっかり機能のレンズフード
高級レンズだけあって、レンズフードの機能は十分です。形は円筒形です。
もちろんフードロックボタンは付いています。


フードの縁にはゴム加工がされており、傷みにくい作りになっています。


また、フードの内側は起毛加工がしてあり、さすが高級感があります。
ただ、起毛なだけあってゴミはつきやすいので注意です。


高級感あるレンズケース付き
レンズの持ち運びに便利なレンズケースも付属しています。これだけで数千円はしそう。
生地もしっかりでSONYのロゴ入り、持ち手もあるし、ストラップも付けられるし、ファスナーも考えられていて中身が飛び出しにくく開けやすい作りになっています。






作例紹介
ここからは、実際にSONY 135mm F1.8 GMを使って撮った写真を紹介していきます。
今回は、娘と公園で写真デートしてきましたー^^
絞り開放F1.8と135mmの望遠域の焦点距離なだけあって、雑な取り方をしても背景をがっつりぼかすことができます。ボケもふんわりきれいなので、気持ちいい!!自然と絞り開放で撮る写真が増えてしまいました。笑




蝶々も撮ってみましたが、もう少し寄って大きく撮りたかったのですがこれが限界。。※トリミングなし
まぁマクロレンズじゃないので仕方ないんですけどね。。


ポートレートをイメージしても撮ってみました。
娘は顔出ししたくないようなので…、、雰囲気を感じ取っていただければ。。笑
絞り開放で撮れば、背景はしっかりボカして、被写体はキリッと浮き出させるように撮れますね。




玉ボケですが、周辺部は特にしっかりと口径食が見られます。もっと抑えられると思ったけど…仕方がないのかな?




絞って撮れば、さすがGMレンズのすばらしい描写力を体感できます^^








次は、なるべく画角を合わせて、F値を変えてボケ感の違いを比較してみました。
F1.8のボケ感ってすごいですねー^^
※タブをクリックすると写真が変わります。
※タブをタップすると写真が変わります。
\F値ごとのボケ感の違い/


↓ピント部分の拡大


F1.8のボケ感はすごいですよね。さすがのGMレンズ、しっかり解像してくれるし、なんでもきれいに撮れちゃいます。
腕がよくなったと錯覚できるレベル。



被写体を浮かび上がらせるF1.8の破壊力!
三脚を使う余裕がなかったので、微妙な画角違いすみません。。


FE135mm F1.8 GM(SEL135F18GM)を実際に使った感想!
ここからは、アマチュアカメラマンの私が実際に本レンズを使ってみた感想を紹介していきます。
さすが圧倒的なボケ感と解像感!!
作例で書きましたが、このレンズの魅力は『圧倒的なボケ感と解像感』です。
絞り開放F1.8と望遠域の焦点距離135mmで背景をしっかりボカすことができるので、被写体の存在感が際立ちます。


さらに、少し絞ってあげればさらに解像感は増します。
なんともない写真で申し訳ないですが、引きの風景なんかもキリッと撮ることができます。


重い、でかい


カタログ上は950g、フードやキャップ込で1000g超えと、かなり重くてでかいレンズになります。
数時間撮影しましたが、普通に疲れてきます。まぁ私は普段使ってるレンズと同じくらいの重さだったので、そんなに苦痛ではありませんでしたが。。



重いレンズに慣れてない人は、覚悟しましょう!
ポートレートにはちょっと長い


ポートレートにも評判のレンズでしたが、私には少し長く感じました。
背景はボカしやすく被写体を強調しやすいですが、結構離れなければ撮れないので、被写体とのコミュニケーションが撮りにくいです。子供の撮影はやりにくかった。。
そこまで被写体とのコミュニケーションが必要じゃなかったり、声が大きく通る人なら難なく使いこなせるでしょう!
思ったより寄れない
マクロレンズじゃないので仕方ないですが、『もうちょっと寄りたいなぁ』と思う場面がたくさんありました。
花とか虫とかを撮りたい人は要注意です。


焦点距離と絞りの関係でガッツリ背景はボカせますが、しっかり寄って撮りたい人はマクロレンズの購入を検討しましょう!


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今回は実際にGOOPASS(グーパス)
結論:表現力は抜群!!けど、135mmの焦点距離は好みが分かれる
以上、SONY FE135mm F1.8 GMを実際に使ってみた感想を紹介してきました。
評判のいい単焦点レンズだけあって、ボケ感や解像感がよく表現力の高さには驚きました!使ってみると、一気に腕が上がったように錯覚するレベルです。


一方で、重さやデカさはこれまたさすがだし、焦点距離はしっかり長いので好みは分かれるところ。
また、花や虫なども撮れるけど、マクロレンズじゃないから思ったほど寄れいないな、というのが正直な感想でした。
SNSでこのレンズを使ったいい写真をたくさん見てきたので、『自分も撮りたい!!』と思って今回試してみましたが、私は一旦手持ちのFE70-200mm F2.8 GMⅡがあればいいかなという感じに落ち着きました。
絞り開放F1.8は魅力に感じましたが、子供を撮るにはやっぱりズームレンズが便利なので。。笑



今回は、GOOPASS(グーパス)



