・いいカメラを買ったけど、いい写真が撮れなくて。。
・子どもを撮るのに便利な交換レンズを知りたい!
・なるべく安くていいレンズが欲しい!
そんな悩みを持つパパやママに向けて、子供の撮影におすすめなカメラ用交換レンズを約5万円で購入できるものに厳選して紹介します!
僕自身、8年以上カメラを趣味として我が子を撮り続けていて、これまでに4台のカメラと15本以上のレンズたちに100万円以上のお金をかけてきました。
そんなカメラ機材に散財してきた経験を活かして、なるべくお金をかけずに子供のいい写真が撮れる交換レンズをまとめました!
僕みたいに無駄遣いしないよう、コスパよくいいカメラ機材をそろえる手助けになれればうれしいです^^
…100万円以上も使っていたなんて、、知らなかった。。
※機材のスペックをじっくり比較できる機材ノートを公開中!
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子どもを撮影するのに最適なレンズたち!
僕自身がたくさんのカメラや交換レンズを使ってきましたが、カメラ機材を最小限に抑えて様々なシーンで子どものいい写真を撮りたいなら、以下の3種類の交換レンズを持っておくといい、という結論にいたりました!
- 標準レンズ(普段使い用)
- 望遠レンズ(学校行事用)
- 単焦点レンズ(キレイな写真用)
ちなみに、100万円以上散財してきた僕がたどり着いたカメラ機材の構成はこんな感じになっています。
\現在の僕のカメラ機材一覧/
カメラ | SONY α7Ⅲ |
標準レンズ | SIGMA 24-70mm F2.8 DGDN Art |
望遠レンズ | Canon 70-300mm F4-5.6 IS II USM |
単焦点レンズ | Canon EF100mm F2.8L マクロ IS USM |
はっきり言ってここまで高額な機材をそろえる必要はありませんが、、紹介したのと同じ構成になっているのがわかると思います。
この記事では、ここまで高額な機材をそろえなくても、コスパよく子供のいい写真が撮れる交換レンズを紹介していくのでご安心を^^
子どもの撮影におすすめな標準レンズ!
まずは、普段使いをするための『標準レンズ』について紹介します。
基本的には、満足のいく標準レンズ一本を手に入れてカメラに付けっ放しにしておけば、日ごろの写真のレベルが格段にアップします。
一番お金をかけるなら『標準レンズ』が圧倒的におすすめです。
キットレンズでいい写真を撮るのは難しい理由
標準レンズと言えば、カメラを購入した時に一緒にキットレンズとしてついてきますよね。
しかし、カメラに付いてくるキットレンズではいい写真を撮りにくい場合がほとんどです。
せっかくいいカメラを買ったのに、スマホの写真と変わらないんだけど。。
むしろ、スマホの方がよく撮れているんじゃ。。
いい写真を撮ろうといいカメラを買ったのに、『スマホの方がいい写真が撮れる』…なんて経験あるんじゃないでしょうか?
僕もカメラを買ってすぐのころはこんな感じでした。。
それは、カメラの腕よりも交換レンズ(キットレンズ)の性能に問題があることがほとんどです。
カメラに付けるキットレンズは、価格を抑えるために、いい写真が撮れるより、どんなシーンでも無難な写真が撮れるように設計されている場合がほとんど。
この考え方は、無難にキレイに撮影できるスマホのカメラと同じで、スマホの写真と同じレベルの写真しか撮れないのは当たり前のことなのです。
記録写真を撮るなら問題ありませんが、印象的ないい写真を撮りたいなら、いい写真が撮れやすい交換レンズを買うことを強くおすすめします。
標準レンズの選び方
いいカメラでしか撮れないいい写真とは、『被写体以外がふんわりとボケた印象的な写真』がほとんどだったりします。
突然ですが、どっちの方がいいカメラで撮った写真に見えますか?
被写体のドライフラワー以外の背景が大きくボケた2枚目の写真の方が、いいカメラで撮った写真だと感じないですか?
右の写真のように、背景を大きくボカした写真がいいカメラで撮った写真の醍醐味であり、スマホでは撮ることができない写真だったりするのです。
※最近ではスマホのエフェクトで背景をボカせるようになってきましたが、まだまだ不自然ですよね。
このような背景を大きくボカした写真を撮るのはキットレンズでは難しく、『F値』を小さく設定できる交換レンズを選ぶことが重要です。
『F値』ってなによ。。いきなり難しいよ。。
『F値』は写真のボケ具合を設定する値の一つで、値が小さいほど背景が大きくボカせる、と覚えておけばOK!
『F値』について深く学びたい人は、こちらの記事がわかりやすいです。
とりあえず、おすすめのレンズさえ知れればいい!!という人は、以下にF値を小さく設定できるオススメの交換レンズを紹介していきますよ~^^
おすすめの標準レンズ!
それでは、なるべく安価でいい写真が撮れるおすすめの標準レンズを紹介していきます。
Canon,Nikonユーザー編
圧倒的にオススメなのは、『SIGMAの17-50mm F2.8 EX DC OS HSM』です。
僕も過去にお世話になったレンズで、F2.8まで設定できるのでとにかく背景をふんわりぼかせるし、ピントが合った部分はシャープだし、いい写真が簡単に撮れます。
また、F2.8まで設定できるので、室内での撮影も手ブレしにくく、ザラツキが少ないキレイな写真が撮れるので、家の中で子供の写真を撮りまくりたい人にもおすすめ!
ちょっとレンズ自体が重たいが難点ですが、僕もこのレンズでいい思いをさせてもらいました^^こちらの記事でレビューしています。
\SIGMA 17-50mm F2.8 EX DC OS HSM の特徴/
SONYユーザー編
レンズが高いと有名なSONY製レンズの中でも、おすすめなのはこちらのレンズです。
フルサイズセンサーのカメラには対応していませんが、α6100やα6400などのミラーレスカメラを使っている人にはベストな選択肢になります。
F4まで設定できるし、18-105mmと近くから遠くまでを一本でカバーできる優秀なレンズです。
OLYMPUSユーザー編
OLYMPUSで使える標準レンズなら、こちらがおすすめです。
F4まで設定できてズーム領域も広いので、これ一本あれば何でも撮ることができます。
中古のレンズを買うのに抵抗がない人は、カメラのキタムラ ネットショップで中古を探すのもおすすめ!
新品で購入するよりはかなり安く購入することができます。
カメラのキタムラのような大手チェーンなら、粗悪品をつかまされることはほぼないし、保証もしっかりしているので、安心して使用することができますよ^^
子どもの撮影におすすめな望遠レンズ!
続いて、望遠レンズについて紹介していきます!
望遠レンズは、幼稚園や小学校の運動会やお遊戯会などの行事で、比較的遠くから我が子を撮るシーンで大活躍してくれます。
標準レンズで小さく撮影したものを、あとからトリミングして大きく見せるという手もありますが、画質が明らかに劣化するため、可能な限り望遠レンズで撮影することをおすすめします。
標準レンズで撮影したものをトリミングしたことがあるけど、画質が荒れすぎていて子供の顔が認識できないことがあったよ。。
望遠レンズはキットレンズでもOK!
標準レンズとは違って、望遠レンズはカメラに付いてくるキットレンズでもいいと僕は思っています。
- 使用機会がそこまで多くない
- 望遠レンズならレンズの質によらず背景がボケたいい写真が撮れやすい
そもそも、子どもが小さい頃は、子どものそばから離れること自体珍しいので、望遠レンズを使う機会はかなり少ないです。…というか、本格的なカメラで頻繁に写真を撮っている僕自身がそんな感じです。
…となると、望遠レンズが活躍するのは、幼稚園や学校の行事くらいのもの。
お金に余裕がある人は別として、あまりカメラにお金を使わずにいい思い出を残したいと考えるなら、望遠レンズはお金をかけずにキットレンズで十分、というわけです。
また、写真は、『望遠レンズを使うほど背景がボケやすい』という特徴があるため、標準レンズのように小さなF値を設定できないくても、望遠レンズを使えば背景がふんわりボケた写真が撮りやすくなります。
以上の、①望遠レンズは使用頻度が低い、②望遠レンズは背景のふんわりボケたいい写真が撮りやすい、という2つの理由から、望遠レンズはキットレンズを持っていれば十分、と僕は考えています。
おすすめの望遠レンズ
Canonユーザー編
先にも書いた通り、基本的にはキットレンズで大丈夫ですが、僕が愛用しているおすすめレンズはこちらになります。
このレンズは、オートフォーカスがとにかく速いので、運動会などの動きが速い場面でもらくらくいい写真が撮れてしまいます。
…が、こだわりのない人ならキットレンズで十分なので、買い換える必要はないでしょう。
\Canon EF70-300mm F4-5.6 IS Ⅱ USMの特徴/
CanonのカメラからSONYのカメラに乗り換えた今も、下のアダプターで使い続けているほど優秀なレンズです^^
SONYユーザー編
SONYのレンズは高くて有名です。そんな中でおすすめはこちらです。
聞きなれない『TAMRON』というサードパーティ製のレンズですが、知る人ぞ知る有名メーカー。レンズの質は申し分なく、いいレンズをたくさん出しているメーカーなので、安心して使うことができます。
価格設定の高いSONY用の望遠レンズの中でも、比較的安価で性能もいいのがこちらのレンズ!
おすすめですよ^^
OLYMPUSユーザー編
OLYMPUSユーザーでキットレンズを購入しなかったなら、こちらのレンズがおすすめです。
十分過ぎるズーム領域をカバーしているし、評判もいい良レンズです。
運動会なんかも、遠くから迫力のある写真が撮れるでしょう^^
子どもの撮影な単焦点レンズ!
単焦点レンズとは、『レンズ側でズームができない』というデメリットの代わりに、画質のいいキレイな写真が撮れるレンズのこと。
この単焦点レンズを使うと、ズームレンズとは一味違ったアートでキレイな写真を撮ることができるようになります。
単焦点レンズでいい写真が撮れる理由
なんで単焦点レンズを使うとキレイな写真が撮れるの?
単焦点レンズを使うとキレイな写真が撮れるのは、以下の理由が挙げられます。
- 背景を大きくボカせる『小さいF値』を設定できる
- 画質に特化していてピントが合った部分がシャープに写る
単焦点レンズについては、こちらの記事で詳しく紹介しているので、ご参考にどうぞ!
おすすめの単焦点レンズ!
Canonユーザー編
Canonユーザーなら、とにかく価格の安い神レンズと呼ばれているこちらのレンズを買ってみるといいでしょう!
F1.8まで設定できるので、単焦点レンズの醍醐味を十分に味わうことができます。
SONYユーザー編
SONYユーザーなら、こちらがおすすめです。
フルサイズセンターのカメラには非対応ですが、α6100やα6400を使っている人には、軽いし値段も手ごろでベストな選択肢になります。
OLYMPUSユーザー編
OLYMPUSユーザーなら、このレンズがとにかくおすすめです。僕も愛用しています。
このレンズは僕がカメラにドはまりするきっかけにもなったレンズで、誰が撮ってもいい写真が撮れやすいおすすめの一本!
被写体以外を簡単にふんわりぼかすことができますよ^^
記念日にはプロカメラマンに撮影をお願いしよう!
自分で子供を上手に撮影するための方法を紹介してきましたが、大切な記念日にはプロカメラマンに撮影してもらうのもいいですよー^^
以下の記事で紹介している『出張撮影サービス』なら約8000円から自分の指定した場所にプロカメラマンを呼んで撮影会をすることができます!
写真館やフォトスタジオより安価で手軽に使えるサービスなので、おすすめですよ!
最後に
これまでに4台のカメラと15本以上のレンズで100万円以上散財してきた僕の経験から、子ども撮影に便利な交換レンズについて紹介してきました。
交換レンズを買ったことがない人は、カメラと同じくらいの値段がするレンズを購入するのに抵抗があるかもしれませんが、写真の質は『カメラ本体より交換レンズの質で決まる』と言っても過言ではありません。
「いいカメラを買ったのにスマホのほうがいい写真が撮れてしまう。。」と悩んでいる人は、ぜひ今回おすすめした交換レンズを試してみてください^^
いきなり購入するにに抵抗がある人は、交換レンズをレンタルすることもできます。
僕自身も高額の交換レンズを買う際は、レンタルして使い倒してから購入するようにしているので、ぜひ試してみてください。
日々子育てに忙殺されている人も多いと思いますが、子どもの成長は早く、今この一瞬がとっても大事なことを忘れがちです。
僕は、二度と戻せない時間を自分の納得いく形で写真に残したいという思いで、100万円以上のお金をカメラ機材に費やしてきました。笑
ここまでカメラにのめり込まないにしても、いい交換レンズを一本でも購入して、今しかないこの一瞬を美しく写真に残してみてはいかがでしょうか?